Diary 2003・9月29日(MON.)
タイ
タイの人たちが来店した。最初からタイ人だと分かつてゐた訳ではなく、外見上は全く日本人と変はらない上に(何と言つても、「APE」の服を着てゐた!)、ひとりだけ日本人の女の子が混じつてゐて、その人が初めに口を切つたため、私はすつかりみんな日本人だと信じ込んでしまつて、その「APE」のシャツを着た男の子にタイ語で話しかけられた時は、完全に不意をつかれて絶句してしまつた。不覚。
なんでも彼(女)らはタイで雑誌を作つてゐるのださうだ。タイの雑誌、と言へば、「アチャーガム」などの死体雑誌が即座に思ひ浮かぶが、もちろんそんな雑誌ではなく、一冊見せて貰つたのだが、ハイブロウ志向のカルチャー誌、といつたもののやうであつた。日本には取材で来てゐたのであらうか。ニコニコとして感ぢのよい人たちであつた。
…うーん、これぐらゐかなァ、今日書くことは。…オオヤさんが豆を届けに来て、これからはマガジンハウスの「クウネル」みたいな感ぢが強いんとちやいますか、と言つてゐたのが印象的だつたぐらゐかな。…ううむ、強くなりたい。
本格的に寒くなつてきました。
小川顕太郎 Original:2003-Sep-31;