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 Diary 2003・2月1日(SAT.)

小泉首相も
演歌を聴かなきゃね

 イチモトくん来店。私が、ブッシュより小泉の方が優秀だ、と言ふと、不満さうに「えー! さうですか? でも、1 月に靖国参拝するやうな奴なんですよ!」と言ふ。まア、ね、あれは確かに見苦しかつた。裏に何か意味があるのだろうけれど、よく分からないし。でもね、ああいふ、小泉の見苦しさは、実は日本といふ国家の見苦しさを象徴してゐるんだと思ふ。親分であるアメリカには気を遣はなければならないし、隣人であるアジア諸国にも気を遣はなければならない。金だけは持つてゐるんだけれど、それを守る武力はない。おまけに前の大戦での敗戦国といふことで、悪いレッテルを貼られてゐる。となれば、自分の国を守るためには、見苦しい振る舞いをせざるを得ない、と思ふんだな。ブッシュなんて、世界最強の軍事力をバックに持つてゐるんだから、いくら無能でも偉さうにふんぞり返つてゐられるといふ訳だよ。日本の置かれてゐる難しい立場を考へれば、小泉はよくやつてゐると思ふよ。ブッシュは、といふかアメリカは、崩壊に向かつて突き進んでゐるやうに見えるんだけれどねエ…。

 マツヤマさん来店。「もうすぐロマンザに、ハイテクマシーンが導入されるんですよ」。ええ! ハイテクマシーン? そ、それはどのやうな…。「乞うご期待!」…むむむ、楽しみです。

 閉店後、まだ体調が万全ではないのでタクシーに乗つて帰つたのだが、その中で、帰還中のスペースシャトルが爆発した、といふニュースを聞く。あア、やはりアメリカは…と思つたりして。

小川顕太郎 Original: 2003;