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 Diary 2002・1月20日(SUN.)

70'sソウルジャム

 私は、副島隆彦の本は出版された時にだいたい読んでいるのだが、『堕ちよ! 日本経済(祥伝社)は読んでいなかった。この本が出版された頃、確か副島本の出版ラッシュで、追いつかなかったのだ。それを、本日読む。

 この本が書かれたのは約 2 年前で、その頃 1 ドル= 107 円くらいだったのだが、副島隆彦は「おそらく日本の円は、やがて、130 円になるだろう」と書いている。私はフッと、隣にいるトモコに、今の円って 1 ドルどれぐらい? と訊いてみた。

「えーと、130 円ぐらい。」

 ちょっと、吃驚しました。

 ショウヘイくんが、先頃 BS でやっていた『70's ソウルジャム』という番組を、録画したので、と言って貸してくれた。それを観る。

 これは、70 年代ソウルの往年のスター達が 1 年ほど前にニューヨークで行ったライブの模様を収めた番組だ。そのライブに出演しているのは、スタイリスティックス、ハロルドメルビン & ブルーノーツ、キューバ・グッディン・シニア(メイン・イン・イングリーディエント)、シャイライツ、デルフォニックス、ドラマティックス。錚々たるメンツだ。が、その懐メロ大会的なライブの模様からいって、彼らはみな、今は低迷しているのだろう。年齢的にいっても仕方がない、とはいえ、例えばオージェイズなどは先頃新譜を出して気を吐いていたし、アイズレーズやテンプスなど、まだまだ現役・一線で活躍しているベテラングループもいることを考えると少々さびしいライブではある。

 まあ、とかなんとかいいながら、結構楽しんで見る。やはり、曲がいいやね。スタイリスティックスの映像がやたら多かったのには苦笑したけれど、仕方ないか。でも、スタイリスティックスは、かなり達者にやっていました。『people make …』は絶対に演っているはずなんだけれど、映像がなかったのが不満ですが。しかし、それに較べてデルフォニックスがねえ…。

 雨がシトシトと降り続ける一日でした。

小川顕太郎 Original:2002-Jan-22;