Diary 2002・1月21日(MON.)
失楽園
マツヤマさん & フクイさん来店。マツヤマさんが先日帰省した時の話。テレビの番組表をチェックしていたマツヤマさんは、深夜の 0 時から映画『失楽園』がやる事を発見した。
みたいなー、でもこういうエッチな映画を、親と一緒に観るのは気まずいしなー、と朝から煩悶し続けるマツヤマさん。マツヤマさんのご両親は 23 時半には就寝されるので、『失楽園』をやる頃には睡眠中で、一見問題がなさそうに思える。が、お父さんの方が近年身体を悪くされ、夜中にトイレに行く便利などを考えて、2 階の寝室ではなく、テレビのある居間の隣の部屋で寝ることになっていたのだ!
予定通り、23 時半にはご両親は就寝された。刻々と 0 時が近づく。他のチャンネルにガチャガチャと変えながら、大丈夫か? しかし老人の眠りは浅いというし…と、マツヤマさんは悩み続けた。様々な想念が頭の中を駆けめぐる。そうこうしているうちに、とうとう 0 時に。と、その瞬間!
ウィィィィーン、ガチャンと音がした。ビデオが回り始めたのだ。お父さんは『失楽園』をビデオに録るべく、セットしていたのであった。
あいかわらずサブちゃんについて熱く語るマツヤマさんであったが、いまだに毎日観続けているというサブちゃんが平安神宮に歌を奉納した時の模様を収めたライブビデオを、遂に貸してくれる、と約束してくれた。これは楽しみだ。
「その代わり、今年は一緒にカラオケに行きましょう」とマツヤマさん。
おお! 是非、一緒に行きましょう! マツヤマさんのサブちゃんを、一度聴いてみたい、と思っていたのです。……とはいうものの、私はいったい何を歌えばいいんだ。ちょっと頭を抱えます。
小川顕太郎 Original:2002-Jan-23;