訂正と疑問
11 月 6 日の日記で、立花隆のお兄さんは文藝春秋の大物、と書いてしまいましたが、これは間違いであった事が判明しました。正しくは、朝日新聞の大物(幹部だったか)、でした。実はこれ(間違った情報)は副島隆彦のサイトで、さる人が投稿していた文章にあった情報で、私は「なるほど! そうだったのか!」と軽信して書いたのですが、後に同じ人が自らの間違いを正す投稿をしているのを発見。故に私もここに訂正いたします。すみませんでしたー。
んー、という事は、ここに文春と朝日の繋がりが見える訳ですが、実はここらへんの事は副島隆彦の新刊に書いてあるらしく、読みたいのだけれど、未だ入手できていません! なんだかみんな続々と入手しているらしく、先日も可能から「読んだ! 面白かった!! 読んだか?」という電話がかかってきました。うーむ、京都は配本が遅いのでしょうか?
それから本日、小室直樹の『日本の敗因』(講談社+α文庫)を読んでいたら、169 ページで「このとき、たとえば、空母にカタパルト(航空機発射機)を取り付けるというアイディアを出す人間がいれば、事態は違っていた。(中略)空母以外では、カタパルトはさかんに取り付けられていたにもかかわらずである。」という記述に出くわした。
ありゃりゃ? 確か、カタパルトっていうのは、今現在でもアメリカにしかない(他国が真似しようとしても出来ず、アメリカから買っている)技術じゃなかったっけ? ちなみにこの情報は、諸君 8 月号の川村純彦・平松茂雄・深田祐介の 3 者による鼎談から採っています(カタパルトの技術があったがために、アメリカは冷戦に勝った、とか言っている)。どういう事だろう。現在のカタパルトは蒸気式、と書いてあるので、蒸気式以外のカタパルトなら、戦中の日本も持っていたのかな? 誰か詳しい人がいれば、教えてほしいものです。
小川顕太郎 Original:2001-Nov-20;