Diary 2000・8月16日(WED.)
大文字の送り火
ミツギちゃんがアクビちゃんのような格好で来店。ミツギちゃんが言うには「木こりの人の携帯電話はセルラー、これ山男の常識」らしい。山ではセルラーが一番通じやすいため、木こりの人はみんなセルラーを使っているという。それを聞いたヒロキくんが「ジャマイカでも何故かみんなセルラーを使っているねん。だから携帯の事を「セルラー」と言っているらしい」と答える。
思わず博識な所を披露してしまったヒロキくんだが、実は昨晩はパトカー相手に大逃走劇を繰り広げていたのだ。少々お酒を飲んでいい気持ちでバイクで家路を辿っていると、後ろにパトカーがやってきてサイレンを鳴らした。少し前に飲酒運転で捕まったばかりのヒロキくんは、「やばい! 逃げな!」と一瞬のうちに判断し、スピードをあげて逃走。当然パトカーは追いかけてくる。そこから深夜の街の静けさを破る逃走劇が始まった。
信号を無視し、一方通行を逆走し、細い路地に入り込んで逃げまくるヒロキくん。しかし敵は一向にひるむ様子もなく、どんどん数が増えているようでサイレンの音は高まるばかり。ついには追いつめられたヒロキくんはバイクを捨て、全力疾走! 塀を乗り越え、ビルの横付きの非常階段を駆け登り、走りに走ったのだが、フットサルで鍛えた足と肺もむなしく、とうとう捕まってしまった。
「逮捕するぞ!」と凄まれたものの、走りまくったおかげか、飲酒反応が出ず、飲酒運転に関しては無罪放免という事になった。が、信号無視、逆走などで 2 万円近い罰金を払うはめに。ヒロキくんは「オレってジャリみたいな事してるわ」と、恥ずかしそうだった。
今日はゴミの回収日だったのに、何故か我が家のゴミだけ回収されずに残してあった。どういうことだ! 次の回収日は土曜日です。
小川顕太郎 Original:2000-Aug-17;