1999・8月09日〜
バッファロー'66
公開記念
第2回
オパール・ボーリング大会
9月9日(木)午後 8 時〜11 時くらい?
残暑お見舞い申し上げます。このたび、カフェ・オパールでは現在京都みなみ会館他での「バッファロー'66」公開を記念し、従業員慰労もかねてボウリング大会を開催いたします。みなさまよろしく万難を排してご参加ください。
参加資格 |
「バッファロー'66」を京都みなみ会館で見ること。 |
参加費用 |
オパールでの 1 ドリンクと、賞品費用を含む 1,000 円のチケットを販売いたしますので、ご購入ください。ゲーム代・靴代は別途個人負担となります。 |
予 定 |
8 時にカフェ・オパールに集合。時間厳守でお願いしますね。木曜日は定休日ですので、あんまり早く来すぎても開いておりません。7 時くらいには開けておきます。 その後、河原町三条の京劇ボウルに移動、2 ゲーム行います。 大体 9 時半〜くらいにゲームを終了、オパールに戻って表彰式。 得点が高いからといって良い賞品が出るとは限りませぬ。ということですので、「ってゆーか〜、ボーリング?って苦手だし〜って感じ」という人もふるってご参加ください。ちなみに店主夫婦はめためたヘタです。 |
「ってゆーか〜、オパール?って行ったことないし〜」という人は 9 月 9 日までにいっぺんお店に行っときましょう。その他不明点はお店に直接聞いてくださいませ〜。(Tel. 075-213-4476)
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コウリンシャ
倒産の波紋
管理人 |
「浪費王ベッチから投稿がありましたよ。」 |
店 主 |
「これは…。オパールのホームページでは『レビュー』『街のウワサ』の投稿を受け付けているけど、どちらにもあてはまらないなあ。」 |
管理人 |
「途方にくれますね。かといって新しい『浪費王日記』とかのコーナーを作るほどおもしろくもなし。実は『読者からのお手紙』のようなコーナーを作ろうかと思ってるんですけど、ちょっと違うなあ、という気もするし。ベッチも自分のオレ様ホームページに載せりゃあいいのに。」 |
店 主 |
「やっぱりただのベッチ日記だな。でも、文章が格段にマシになっていて、涙なしには読めないよ。ベッチ愛い奴じゃ、近うよれ、という感じ。『コウリンシャ倒産の波紋』とか適当にタイトルつけて『街のウワサ』に載せてみようか。」 |
管理人 |
「でも、やたら『体言止め』とか、繰り返しが多くてヘンにポエチックなのがイヤぢゃないですか?」 |
店 主 |
「勝手に変えちゃえば?」 |
管理人 |
「いいんですか?」 |
店 主 |
「世の中には光琳社がなくなって『空の名前』が手に入りにくくなっていることを知らない人もたくさんいるはず。世界に発信する意味がないわけでもないでしょ。『買い逃した本はなかなか買えない』という教訓も含まれているし。となると一刻も早く発信するのが肝要。『サーバーの容量が小さいので少し短くしました』とかワケのわからないことを言っておけばベッチも納得するよ。」 |
管理人 |
「いいのかなあ。ま、ともかくオパールのサイトのワケのわからなさを増幅する効果が期待できるのでさっさと載せちゃいましょう。それでは皆様、お楽しみください。」 |
●
先日、梅田の WAVE で CD 買ってレジに並んでいた。ふと横を見ると「GOODBYE KORINSHA」のコーナーがある。光琳社か。もうないのかと思うと急に「空の名前」が欲しくなってきた。
が、売ってないのである。駸々堂にも丸善にも丸山書店にも恵文社にもユリナにもないのである。あんな本くらい誰かタダでくれそうなもんであるがこうなりゃ意地である。ジュンク堂でも「空の名前」はなし。しかし「宙ノ名前」は発見。カウンターに山積みである。明らかに売れ残りって感じで僕はそんなもん探してんのかとちょっとさめかけたけど気を取り直して探しつづけた。
MEDIA SHOP へ。ここにも「宙ノ名前」「月の本」はあれど「空の名前」はない。もう売ってないのか。店の人に「空の名前」を探している話をすると「うちの近所に売ってましたよ」と彼女。有り難いおつげである。お住まいは桂らしい。なんだ阪急ですぐじゃないか。
四条まで歩いて阪急に乗り、10分くらいで桂へ。駅を降りて線路沿いの道を歩く。真夏の太陽が強く照りつける。日陰もなく暑い。夕方からロイヤルオーク(←スポーツクラブ)へ行くつもりだったので着替えやフィットネス用のスニーカー、水着、タオル、シャンプー&リンスにシャワージェルにボディブラシが入ったリュックを背負っており、くそ重い。わしは裸の大将か!
20 分ほど歩いた桂高校の横にその本屋さんはあった。ブックパル文苑桂南店。児童書が充実していて「ひとまねこざる」や「いやいやえん」など僕の浪費心をかきたてる本がたくさんあったが今日は我慢だ。店の奥で「空の名前」を見つけて購入する。
帰り道は本の分だけ荷物が増えて重かった。3262 円(税込み)プラス「河原町〜桂」の阪急代 360 円の浪費なり。
空の名前
先日、梅田の WAVE で CD 買ってレジに並んでいた。ふと横を見ると『GOOD BY KORINSHA』のコーナーがある。光琳社か。もうないのかと思うと、急に『空の名前』が欲しくなってきた。
『空の名前』、あの頃は…。ノスタルジーである。
それから探す探す『空の名前』。が、売ってないのである。駸々堂にも丸善にも丸山書店にも恵文社にもユリナにもないのである。あんな本くらい誰かタダでくれそうなもんであるが、こうなりゃ浪費王の意地である。探す探す。
で、ジュンク堂で『宙ノ名前』は発見。しかもカウンターに山積み。明らかに売れ残りって感じ。
そんなもん探してんのか、とちょっとさめかけたけど気を取り直して探しつづける。
そして、先週のお盆。会社も休みなのでブラブラ。昼ご飯を済ませて MEDIA SHOP へ。ここにも『宙ノ名前』『月の本』はあれど、『空の名前』はない。もう売ってないのかなあ。店の人と喋っているとき、『空の名前』を探している話をすると、「うちの近所に売ってましたよ」と彼女。
有り難いおつげである。聞けばお住まいは桂らしい。なんだ阪急ですぐじゃないか。行っちゃえ行っちゃえ。
四条まで歩いて阪急に乗る。10 分くらいで桂へ。駅を降りて歩く。線路沿いの道。真夏の太陽が強く照りつける。日陰もなく暑い。水を飲みながら歩く。ちょうど夕方からロイヤルオーク(←スポーツクラブ)へ行くつもりだったので着替えやフィットネス用のスニーカー、水着、タオル、シャンプー & リンスにシャワージェルにボディブラシが入ったリュックを背負っており重い。
わしは裸の大将か! 15 分ほど歩いた、桂高校の横にその本屋さんはあった。ブックパル文苑桂南店。もっと小汚い本屋さんを想像してたが、けっこうきれいやん。児童書が充実していて、『ひとまねこざる』や『いやいやえん』など僕の浪費心をかきたてる本がたくさんあったが、今日は我慢我慢。店の奥で『空の名前』を見つけて購入。一安心。
帰り道は本の分だけ荷物が増えて重かった。
3262 円(税込み)プラス「河原町〜桂」の阪急代 360 円の浪費なり。
(N. M.)
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ムロイ話速報!
昨日、小噺を載せたばかりの作家のムロイさんだが、最新情報をゲットしたので報告したい。なんとムロイさんは高橋源一郎と入籍するらしい。ムロイさんと高橋源一郎=タカゲンは 19 歳違い。確かタカゲンには大学生の子供がいたはず。で、タカゲンはすでに離婚手続きを済ましたらしく、ムロイさんとの入籍は時間の問題という事だ。ただし、どうやらタカゲンは莫大な慰謝料を払わなければならないらしく、来年から文芸誌に 3 本の連載予定を抱えているそうだ。大丈夫かタカゲン! 頑張れムロイさん!!…「噂の真相」より早かったかな?
(K. O.)
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ムロイ小噺
室井佑月。「熱帯植物園」で小説家デビューした彼女は、高橋源一郎との不倫騒動などで、今最も話題の J 文学者だということが出来よう。もともと彼女の夢は有名人になることであり、レースクイーンになったり、V シネマの女優をやってみたりしたが、どうにもいまひとつ芽が出ず悩んでいたところに、友人にすすめられて書いた小説が何故か本になり、あとは現在の地位まであれよあれよというまに登りつめた。そんな彼女なので、もちろん本らしい本など読んだこともなく、一部で「深沢七郎の再来か」とも囁かれたが、深沢がわざと無知・無教養を装っていたのに対して、彼女はほんとに無知・無教養だったのだ! そんな彼女のキュートな小噺。
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ある日、文芸春秋社を訪れたムロイさん。菊池寛の孫である重役さんに暖かく迎えられた。彼はこのかわいい新人文学者に「これは私の祖父の本です」といって菊池寛の本を贈呈した。するとムロイさんは目をまるくして答えた。 「すごーい。さすが!文芸春秋社ぐらいの大会社の偉いさんともなると、自分のお爺さんの本まで出版できるんですねえ!」
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北方謙三との対談を控えてにわか勉強をする感心なムロイさん。とりあえず北方氏が現在執筆中である、三国志を北方流にリメイクした本を読んで対談に臨んだ。開口一番「北方さんって凄いですねえ、よくあんなに複雑な筋、思いつけましたねえ」もちろん、この部分は雑誌収録時にカットされた。
(K. O.)
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うっかり失効免許更新
先日私は 3 度目の免許更新のため羽束師の免許試験場に行ったのだが、とある事情により自分の誕生日までに日時の都合がつかず、それより一週間ほど遅れての更新となった。こういう場合、ご存じの方もおられようが、普通の免許更新の手続きとは異なる手続きとなるのだ。その名も「うっかり失効免許更新」。
私はこれが初めての「うっかり」であったが、やはり手続きは面倒くさいことになるのかしらん、と覚悟はしていた。普段の更新ですら数々の窓口にたらい回しにされ、結構手間のかかるものであるからだ。しかし驚いたことに「うっかり失効」の場合、普通の更新より、数倍簡単な処理ですむのであった。つまり、全く異なる建物で、混雑することもなく、すいすいと手続きが行えるのに加え、講習を受ける必要も無い(!)のだ。
ただし、強面の職員さんとの「うっかり更新しそこねた理由は」「あ、うっかりしてました」「…うっかりね。」という白けたやりとりを強要されはするが、大抵の人は余裕でクリアできるであろう。それにしてもあまりの簡単さに、真面目に講習を受けている人を横目にかなりごきげんにもなるというものだ。次回からも「うっかり」することに決めた。みなさんにお奨め。(しかし更新するまでは無免許扱いになるのが難点)
(K. Y.)
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Jeff Mills 来日延期!
「実はマイアミで回さなきゃならないのをすっかり忘れたんだ、ごめんよ、大阪にはしばらくいけない。ごめんごめん。」ということだそうです。フライヤー 5000 枚が水の泡。来日は来年の 2 月か 3 月になるらしい。気長に待ちましょう。
(K. M.)
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カラタニ小噺 その 1
可能涼介は以前から奥崎謙三と柄谷行人を同じ阪神間出身の先輩として尊敬していた。幸いにして二人と知り合うことの出来た可能くんは、奥崎謙三から聞いた話を柄谷行人にするのだった。
「あの阪神大震災で周りの家は全部潰れたのに、奥崎さんの家だけは潰れなかったそうなんですよ。普段から奥崎さんは、俺には神さまがついている、と言ってましたが、ほんとに神さまっているんですねえ」
すると柄谷行人は「アホかい! 神さまいるんやったら地震も止めんかい!」
まったくその通りだと可能くんは思うのだった。
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カラタニ小噺 その 2
前回で奥崎謙三の評価を下げてしまったのではないかと心を痛めた可能くんは、さらに話を続けるのであった。
「奥崎さんの奥さんが、奥崎さんの出所後のことを考えて 300 万円の貯金を残して死んだらしいんですよ。でも出所してきた奥崎さんは生活保護を貰うために全額またたくまに使い果たしたそうです。いやあ、さすがですよね。」
すると柄谷行人は「アホかい! 300 万ぐらい隠さんかい!」
真の批評家としての凄みを感じ、可能くんは感心するのだった。
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カラタニ小噺 その 3
あるとき柄谷行人が言った。
「ニーチェの弟が野球選手だったの知ってるか?」
可能くんは訳がわからず言葉をつまらせていると、柄谷行人がにやりと笑っていわく「昔、巨人にいたんだよ。名前はサンチェ。」
あまりの下らなさに可能くんはこれまで持っていた畏敬の念を一気に喪失するのだった。
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カラタニ小噺 その 4
柄谷行人と渡部直己と野球をしていた可能くん。もと高校野球のエースだった渡部直己の変化球は打てなかったものの、剛速球一本槍の柄谷行人の球はみごと打ち返した。それを身をよじるようにしてあまりにもしつこく悔しがる柄谷行人に、可能くんは思わず言葉をかけた。
「柄谷行人さん、もう 60 歳なんですから、しょうがないですよ」
すると柄谷行人は「アホかい! わしは年々野球は上達してるんじゃい!」
やはり柄谷行人は偉い、と尊敬を新にする可能くんであった。
(K. O.)
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俵屋騒動
御池麩屋町の俵屋旅館は、世界中の VIP が来京した折の常宿として有名な、京都が誇る老舗の超高級旅館なのですが、その俵屋にちょっとした問題が起こりました。俵屋の南隣りの土地に 5 階建てワンルームマンション建設の計画が持ちあがったのです。
俵屋にしてみれば自分ちの南側にそんなものを建てられたら、日は当たらなくなるし自慢の庭は覗かれるしで死活問題です。そこで持ち前の VIP コネクションと財力を生かして、あの手この手で隣りの地主を説得にかかりました。
まずは隣りの土地を丸ごと買い取るという作戦。しかも向こうの言い値で。という破格の条件なのですが、御大尽商売をしている俵屋に金で首を縦に振らされるのは絶対いやだと、その提案を突っぱねます。
次に、俵屋が所有する俵屋の北側の土地と、その南隣の土地を交換しませんか?とか、5 階建てをやめて 3 階建てにしてくれたらそのせいで出た損益を俵屋が補てんするとか、いろいろ提案がなされたのですが、隣りの地主は庶民の意地を貫き通すつもりで、ますます意固地になるばかりです。
そうこうするうちに俵屋の常連客である各界の著名人が「俵屋を守る会」なぞを始める始末で、普段はどっちかというとマンション建設反対運動の標的になっている建築家たちが、マンション建設反対運動をやってるというおかしな構図が出来てしまいました。
さらに政財界の VIP たちからの京都市側に対する圧力によって、隣りの地主が提出した建築確認申請を建設省に送らないで宙ぶらりんな状態に保留するという、一私企業に自治体がそんな事して良いのかということまで起こってます。
俵屋としての最終手段はもしマンションが建っちゃったら、自分とこの旅館の建物を丸ごと 180 度回転させてせめて庭が覗かれないようにしようとか考えてるようです。
(N. T.)
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とっても街のウワサっぽい投稿ありがとうございました。ちなみに「俵屋を守る会」の会長は梅原猛というウワサ。泊まっていたのか?(管理人)