根本敬が都心に引っ越すかもしれない、という噂がある。理由は佐川さんとの近所付き合いに疲れたから、というのではなく、子供の幼稚園が今住んでいるところでは定員オーバーだからとの事。ちなみに根本敬の子供の名前はマサシくん。たぶん「正志」とでも書いてセイシとも読ませるのだろう。

　オパールにあのロボット犬が来るかもしれない。世界発売とほぼ同時に売り切れ、そのほとんどを買ったのが日本人だったというあのロボット犬だ。オパールの周りで誰が買ったのかといえば、それはネコのお父さん！（ああ、ややこしい）ネコの話では、父上は何事も約一月で飽きる故、自分がそのときは譲り受け、オパールのペットにしましょうとの事。楽しみ。

　先だってメトロを超満員の渦にたたきこんだデトロイトのテクノの神様 Jeff Mills。早くも 8 月 31 日に大阪の I to I（「あい・とぅー・あい」と読む。「いとい」ではないらしい）というクラブにやって来るそうです。そのうちフライヤーがオパールに置かれるはずですんで、詳細はお店で。

　ヴァルター・ベンヤミンのボードレール論「セントラル・パーク」をモチーフ にした短編映画をつくります。

　主演女優、男優、スタッフを急募しています。千の憂鬱と八百の破局が渾然一体となったブランデンブルグ協奏曲（バッハ）のような映画です。9 月 23 日クラブメトロにて発表する予定です。興味をもたれた方は、メールでご連絡ください。

　juri-arc@pop21.odn.ne.jpこちらまでよろしく。

　来る 8 月 7 日（土）、8 日（日）に、広島の原爆ドームで、現代美術作家のクシュシトフ・ウディチコによるパブリック・プロジェクションが行われるらしい。これはちょっと必見ではないでしょーか。

　ウディチコの作品は、例えばホームレス・ヴィークル（ホームレスの人びとが住んだり移動したり出来る乗り物）などのように、社会的かつユーモアの効いた（というより単にすごくヘン）ものが多く、見るたびに「ええええっ？！」って感じで、既存の私達の美術への固定観念を心地よく裏切ってくれるものである。スケールも大きいしね。（単に大雑把なのかもとも思ってしまうが）パブリック・プロジェクションとは、公共の建物に、プロジェクターで映像を映し出すというもので、とにかくデカイし、その建物が抱える歴史の重みに負けない存在感を持っている。というか常軌を逸しているのである。もう。

　このイベントは、広島市現代美術館がすごく頑張って企画したという「ウディチコ展」（ 9 月 19 日まで）の関連企画で、展覧会の方の内容もとても良いらしい。しかし、噂によると、滞在しているウディチコは作品に負けず劣らずスゴイ人とか。

「もう…、スゴイねん」とただただ繰り返すのは当館学芸員の S 子ちゃん。コワイ。それはともかく、広島原爆ドームという建物に彼が一体どんな映像を映し出すのか、純粋に楽しみである。

　ノガミくんの助監督として京都インディー映画界にデビューしたエミリーことアオキエミさんが、今度はダンサーデビューとの噂。ちなみに同居人のノガミ＆ジュリ夫妻は彼女が踊っている姿などみたこともないし、想像もできないとのこと。当日はギター一本をバックに、ソロで踊りまくるらしい。

　裏メニュー！　それは、ぷりぷりっとしていて、ズボズボっと入ってくる感じがたまらない一品。なんかエッチ？（下品ですみません）
　聞くところによると（私が言っていたのか）、華人（中国系の人びと）の間では既に定着しているというこのメニューは、暑い夏にぴったりの飲み物。
　何しろ見た目がカワイイ。そしてさわやかでオイシイ。
　ホンクーバー（バンクーバーは香港系の人口の増加によりこう呼ばれているらしい）でも、ニューヨークでも、台北でも、香港でも、みんな大好きなこの飲み物、その名もパール・ミルク・ティー！　名前までカワイイ！
　この投稿を見て興味を感じたあなた、web 上ではこの美味しさは分かりません。直ちにオパールに出掛けて、裏メニュー「パール・ミルク・ティー」をオーダーしよう。一日限定 5 杯！（うそ）でも、常にあるとは限らないらしいので要注意。

　話は変わってまもなく日本のどこかの地方都市であるらしいシブヤとかいうところで公開されるウィリアム・クラインの「ポリー・マグーお前は誰だ」の予告編を見たのだが、ボクが昔見た、キリンプラザ大阪の「ウィリアム・クライン回顧展」で上映された映画とは全然雰囲気の違う、エラいおっしゃれーなフレンチ風の予告編で、非常にイヤ〜ンな気持ちになりました。昔からこんな予告編だったのか？　おっしゃれーなフレンチ風が嫌いな人がこの予告編を見れば、見る気がたちまちに失せると思うのだが「ポリー・マグーお前は誰だ」そのものは良い映画なんで機会があったら見てくださいませ。ともかく劇場公開されるということはたいしたことだ、と思う。

　四方田犬彦が反政府的活動を繰り広げる在日朝鮮人なにがしを支持したかどで処刑されたという噂を聞き、不安な気持ちでトモコと街に出、踏切のところで電車が通過するのを眺めていると、電車から四方田の首が投げ捨てられた。思わず駆け寄って首を拾い、手提げ袋の中に首をしまってその場を去る。首を抱きしめながら泣きじゃくるトモコ。私はそれを横目に見ながら、オパールのホームページに四方田を支持する文章を書いてしまった事を思い起こし、自らの身に累が及ぶことを恐れ、震える。

　Eh-oh！　なにげなく観ていたテレタビーズ。終わりのいつもの怖いお日さま赤ちゃんの顔を見ていたら、え！？　あああ、ちょっと待って、ビデオ巻き戻し。あああ！！　やっぱり！　トーヤ、トーヤ・ウィルコックスが声の出演をしているじゃありませんか！久しぶりだねトーヤ、声が聴けて嬉しいわ。あのかしましいLaa-Laa の声はまさしくあなたね。
　ロバート（フィリップ）はご機嫌いかが？

　Eh-oh！　アルゼンチン中央銀行の総裁の名前はポー。かわいい。スクーターにのってたりして…。
　どんな人か全然知らんけど。

　午前 1 時半になったのでラストオーダーをとり看板をしまって店内に戻ってくると、タイラにまだ 1 時過ぎだと指摘された。確かにタイラの時計は 1 時過ぎだ。時報を聞いて確かめるとタイラの言うとおり。なんと店の時計が 30 分近くもすすんでいた事になる。時計が狂ったのはこれでもう3度目で、最初の時計は突如動かなくなり、次の時計はいきなり針が凄い勢いで回りだして使いものにならなくなった。なにか変な磁力でも働いているのかオパールには。そういえばオパールの常連さんはなぜか変な人が多い。なんらかの関係があるのだろうか。