地獄のお気楽
スペイン観光
06-01 Cardona - Barcelona - Mallorca
06/Aug./2002(TUE.)
カルドナ〜バルセロナ〜
マリョルカ
オラ! さて、本日はバルセロナに一旦戻り、飛行機でマリョルカ島へ飛ぶ、という計画。
パラドール・カルドナをさっさとチェックアウト、フロントにタクシーを呼んでもらって 10 分後にやってきたタクシーって…白タクやん。うーむ。パラドール最高。
運転手はガイ・ピアース似の青年。助手席には痩せ細った農民っぽい(適当)おじいさんが座っています。なんでもおじいさんをバルセロナの病院まで 40 ユーロで連れて行くとか。バルセロナまで 2 人 60 ユーロで交渉成立。
「ん? 何? バルセロナからマリョルカ行くの? ふーん。マリョルカはいいところだよー。飛行機ならバーッと上がって、ギューッと降りてすぐだよー」と会話しつつ小一時間ドライブの後、おじいさんをバルセロナの病院で降ろし、我々はサンツ駅で降ろしてもらう。
駅構内、ジャンクな雰囲気漂うセルフサービスのカフェテリア「サントセルフ Santself」で昼食。ハンバーガー・プレート 5.95 ユーロ。
国鉄で空港へ向かい、スペイン国内線イベリア航空でチェックイン。が、なんとオーバーブッキングで「M41」のカウンターへ行け、という。「M41」カウンターへ行くと、仏頂面をしたオヤジが 1 時間後にもう一度来い、という。
画像をクリックすると別ウィンドウで表示(裸眼立体視・平行法) | ||||||
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しゃあないので空港内の「カフェ・ロビ Cafe Rovi」でカプチーノ…はやってなくて、「カフェ・コン・レチェ」1.05 ユーロ。 |
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「カフェ・コン・レチェ Cafe con leche 」とは何か? 待ち時間の間に説明させていただくと、「コン con 」は「with」、「レチェ leche 」は「ミルク」の意、すなわち、「カフェ・ウィズ・ミルク」。カフェ・オレとは違って、エスプレッソにホットミルクを注ぐのであーる。つまりカプチーノ泡なし。スペインでもっともポピュラーなコーヒーの飲み方ではなかろうか?
ちなみに、エスプレッソは「カフェ・ソロCafe Solo 」。大抵のカフェ、レストランには必ずエスプレッソ・マシーンが置いてあるが、ドリップ式はあんまりないみたい。どうしてもドリップ式が飲みたい場合は「カフェ・アメリカーノ Cafe Americano 」というらしいです。
ついでにアイスコーヒーは「カフェ・コン・イエロ Cafe con hielo 」。この場合はエスプレッソと別に氷を入れたグラスが出てきて、自分でエスプレッソをグラスに注ぐ方式です。
また「ボンボーン Bonbon」という飲み方もあって、これはエスプレッソにコンデンスミルクを入れる。うむ。ところ変われば飲み方も変わるのだ。…と、ああどうでもいい結論ですな。
と嘆いている間に 1 時間経過、「M41」カウンターへ戻ると黒山の人だかりが。むむ、こんなにオーバーブッキングしていたのですねイベリア航空やれやれと肩をすくめると、名前が呼ばれてチケットを受け取り、無事予定の 16 時 25 分発飛行機に乗りこんだのである。
飛行機でバーッと上がって、ギューッと降りるとパルマ・デ・マリョルカ空港到着。ほんの 30 〜 40 分くらいでした。
空港出口、タクシーの運ちゃんに次の宿泊先「オテル、ソル・イン・ハイメ・ザ・サード!Hotel Sol Inn Jaime III」と元気よく告げると、運ちゃん一瞬むむっと考えこんだ後「シ! シ! アイ・ノウ!」と走り出し、15 分で到着したホテルには「TRYP Jaime III」の看板が。
「思いっきり間違ってるやん。呆け茄子」の罵りを飲み込みよく見ると、ホテルは築 30 年は経とうというのに看板だけ真新しい…ということは、ホテルの名前が変わっていたのだ。どうやら「TRYP」グループに買収されていたのですね。このホテルはインターネット「Travel Hero.com」で申し込んだのだが、むむむ。大丈夫か?
フロントに名前を告げるとちゃんと予約されてあり。よかったよかった。…って、こっちはスペイン旅行もインターネット予約も初めてなんやからやね、びびるでホンマ。ホッとしたところで次回「パルマ・デ・マリョルカ」。アスタ・マニャーナ。
(BABA)
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