地獄のお気楽
スペイン観光
04-05 Barcelona
04/Aug./2002(SUN.)
ロス・カラコレス
オラー。
いやーパルク・グエル面白かった! そいじゃ、旧市街あたりまで散歩しましょう、ランブラスに着く頃には晩ご飯どきでしょう。
この時点では知るよしもなかったのですが、『スペインは味な国』(とんぼの本)でも、
ランブラスに近い猥雑な通りにあるが、歴史あるカタルーニャ料理の店のひとつで、メニューの内容も幅広く、名所的な存在の楽しめるレストラン。
…と紹介されている名店のようです。
スペイン料理店風の内装(当たり前)の、古いが手入れの行き届いた店内には、オーナーと思しきおじさんと、各界のセレブリティの記念写真が壁一面に飾られており、うむ、名店である。と推測。スペインの有名人なんで誰が誰やら見当もつきません。と、見るや、おお、ジョン・ボン・ジョヴィ! オーナーらしきおじさんと肩を組んで満面の笑み。ボン・ジョヴィも大満足ロス・カラコレース。
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ところで「カラコレス」とは、「カタツムリ、でんでん虫」の意。手摺りもカタツムリ。自家製パンもカタツムリ型。スペインでもカタツムリはポピュラーな食材なのであった。ちなみにパエリアは内陸部のバレンシアで生まれた食べ物で、カタツムリとウサギ(または鶏)を入れるのがスタンダードである。と『スペインは味な国』に書いてある。 |
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もちろん注文したのはカタツムリ…ではなく、シーフード・パエリア、シーフード・スープ、名物鶏の丸焼きハーフ、サングリア。 たらふく飲んで食って、えーっと値段は忘れましたが、日本に比べると随分安かったです。お味の方は普通。 食べ終わる頃には、ほぼ満席状態で、ウェイターさんも大忙し。みなさんキビキビと働いておられる。しかし一瞬の空き時間に煙草を一服したり、「ふんふんふふーん」と鼻歌を歌いながらグラスを磨いたり、「あれ? チキンまだ持ってきてなかったっけ? ごめんごめーん、がっはっは(訳は想像)」と私の背中をバンバン叩いたり、と、微妙にユルい。みなさまもバルセロナにお立ち寄りの際はぜひ。オススメ。 |
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時刻は 10 時頃、T 子さんがメールチェックをするというので、スペインでは当たり前に存在するインターネット・カフェへ。この日行ったのは、「イージー・インターネット」。ヨーロッパ各地に展開するチェーンみたいよ。 |
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入口の自動販売機でチケットを買う、というか、パスワードを発行してもらい、開いてる端末に入力するとすぐ使えるというイージーさ。明るい店内には 200 台ばかしの端末が並んでいます。うーん、街中にこういうのがあると便利ですねー。旅行者には。 普通のチケットと、24 時間券、7 日券があり、普通のチケットは料金に応じて使える時間が変わるシステム。1 ユーロで約 30 分くらいでしたが、なんとレートが変動する「時価」制です。1 ユーロで 2 〜 3 時間とか使える場合もあるみたい。チケット購入時のレートで使える時間が換算され、時間が余れば何度でも使えるみたい。素晴らしいですね。 |
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さて私も早速オパールサイトにアクセス。…すると、何やらかをダウンロードするか? と聞かれ、よくわからないままオーケーすると何ものかがダウンロードされ…って、日本語を読むためのモジュールがインストールされたんですな、きっと。で、おお! ちゃんとオパールサイトも読める! ちゃんと更新されている! 素晴らしい!
で、掲示板に書き込もうとしたら、掲示板が文字化けしてる! 読めない! ガーン!(日本に戻ってから掲示板スクリプト一部修正。今は読めるのでは?)。ところによっては日本語が書けるところもあるらしいですが、ここは書けず、ローマ字で書き込み。…アレ? なんか誤字・脱字だらけだなー、うとうと。削除、修正、ああ! 途中で書き込んでしまった! うとうと。修正修正修正…グーグー。
T 子さんに肩をゆすられるまで、ヨダレを垂らして寝てました。お恥ずかしい。みなさんもヨーロッパ旅行の際にはイージー・インターネットぜひどうぞ。ふぁあああ、と大あくびを発し地下鉄でホテルに戻り寝る。次回「パラドール・カルドナその 1」。アスタ・マニャーナ。
(BABA)
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