地獄のお気楽
スペイン観光
03-01 Barcelona
03/Aug./2002(SAT.)
カサ・バトリョ その1
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カサ・バトリョ
のリーフレット
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オラ! 昼頃、のそのそと地下鉄でパセジ・ダ・グラシア Passeig de Gracia 駅前「カサ・バトリョ」に向かう。
さて、独自の言語・カタラン語をもち、「ワシら、周りがイスラムに占領されてた頃からズッとヨーロッパやったもんね」と、スペイン中央に対して反骨・独立の気風を持つカタルーニャのバルセロナは、何かと中央政府からの監視が厳しく、市街拡張がなかなか認められなかったのですが、いち早く産業革命をなしとげ人口の爆発的集中が進み、19 世紀なかばになってやっと認められて都市拡張に乗り出したのである。ババーン!
こうして、バルセロナでは、19 世紀末から 20 世紀初頭にかけ、旧市街地を取り囲んで、一辺約 133 メートルの整然たる区画整理が行われた新市街地に一大建築ラッシュ(バブル?)が到来。
当時の資産家は、自らの富を誇示すべく、豪奢・奇抜な建物を望み、「モデルニスモ」と呼ばれる建築群が生み出されていったのである。ダダーン!
画像をクリックすると別ウィンドウで表示(裸眼立体視・平行法) |
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グラシア通りにも、「gaudi 2002」のバナーがはためき。
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やがて「カサ・バトリョ Casa Batllo」到着。うーん、チケット購入の行列が。ドドーン! このカサ・バトリョ、カサ・ミラ、パルク・グエルとともに世界遺産に指定されております。
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ちなみに「カサ Casa」とは、「家、家屋、住宅」の意。「バトリョ」はオーナーの、繊維工業資本家ホセ・バトリョ氏の名。
カサ・バトリョは、もともと平々凡々たる 5 階建てビルだったのですが、隣にモデルニスモ建築の逸品「カサ・アマトレール Casa Amatller」が建って評判になって、金満家バトリョさん、「隣よりもっと凄い建物にしてくれ!」と、奇抜な建物を造ることでは随一と評判のガウディに依頼。「ガウディの最高傑作」とも呼ばれるこのカサ・バトリョも、金持ちの見栄の張り合いで生まれた、というわけですな。ふむふむ。
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これはお隣のカサ・アマトレール、階段踊り場天井のステンドグラス。さすがモデルニスモの逸品である。うむ。
カサ・アマトレールは、普段から 1 階部分が公開されており、お土産屋さんとかあります。ガウディグッズが売られてたりして。
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カサ・アマトレール内部からのぞむグラシア通り。
…外観撮影するのを忘れてました。すいません。
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えー、今日はこの辺で。次回「カサ・バトリョ その 2」、いよいよ特別公開の内部へ!
(BABA)
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