地獄のお気楽
スペイン観光
02-01 Barcelona
02/Aug./2002(FRI.)
オテル・カタルーニャ・
アテナス
ホテルのフロントでゲットした「バスツアー」リーフ。裏面はバルセロナ観光地図になっている。
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オラ! むにゃむにゃ…目をさますと…そこは、バルセロナ! ガーン。いかに低血圧/寝起きの悪い私も飛び起きずにおられない。ガバッ。
パチッ、テレビをつける。日本製らしきアニメをやってて、身の丈 3 メートルはあろうかという犬が流暢なスペイン語をしゃべっている。なるほどバルセロナである。うおー。…って朝から興奮し過ぎですね。
さて朝食をとりに、エレベータで 1 階のレストランへ。ああ、さすがヨーロッパ。日本でいう 1 階は 0 階で、2 階は 1 階なんですね。レストランは 1 階ですが日本では 2 階で…ってよくわかりません。ともかく、こんな階数表示の違いにまでジーーンと感きわまってしまう私はヨーロッパ初体験。
ホテルの窓からメリディアナ通りを見下ろす。 |
そうそう、スペインのエレベータで驚いたのは、たいてい「閉めるボタン」が無いのですよ。たまたまかも知れませんけど。「はて、ドアを素早く閉めたいときはどうすればよいのでせうか?」と、ドアがえんえん開きっぱなしのエレベータで途方に暮れたものである。
…さては「閉めるボタン」は時間に追われがちな日本人の発明か? いや「閉めるボタン」の世界的分布図を作成すれば、どの国がせっかちか一目瞭然でしょうなあ、と、くだらない妄想をふくらませていたら、掃除のおばさんが「オラ!」と乗り込んできて、行き先階ボタンをカチッ、カチッと 2 度押し、床を「ドンッ!」と踏みならせばドアはサッと閉まって、あーなるほどね。カチッ、カチッ、ドン、と。勉強になりました。
そんなことはどうでもよく、オテル・カタルーニャ・アテナス、朝食はバイキング方式で、色んなハム、チョリソー、スパニッシュ・オムレツなどが並び、ベーコンも骨の破片付き。「スペインである。うむ」。食す。パクパクモグモグ。普通においしかったです。
そう、フロントのダニー・デビート似のおじさんも親切でした。「昨日、空港で荷物が出てこなかったんです、もし今日フロントに荷物が届いたら預かってください。プリーズ」と英語でことづけると(T 子さんにしゃべっていただきました)、おじさんは「シ!」と一声上げるや、クレーム受付証に記載された番号に猛然と電話をかけ、スペイン語でまくしたて、「万事オッケー、まかせとき!」と言った。ような気がします。頼りになるぜさすが四つ星。
え? キミの荷物はどうでもいいから、とっととガウディを見に行けって? はいはいはいはいわかりました。続きは次回「サグラダ・ファミリア」で。アスタ・マニャーナ!
(BABA)
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