コンビニ弁当研究
会社勤めの僕の昼ご飯は、たいがいコンビニ弁当です。
しかも昼休みに買いに行くと、時間が削られてもったいないので、前日の会社帰りに買います。そう、賞味期限切れの弁当を毎日食べているのです! うちの近所のファミリーマート河原町今出川店で買っています。ここで毎日のように弁当を買っていて、そしてそれをこづかい帳につけ続けていて気づいたことがあります。他愛もないことですが、それを発表します。
まず、コンビニの弁当はそれぞれのコンビニ自体が作っているのではないことを知っていただきたいです。たとえばファミリーマートならば、ファミリーマート独自の工場で弁当を作っているのではなく、外部の会社に委託して作っているのです。そのことは製品に貼ってある、賞味期限やカロリーが書かれたラベルを見れば分かります。そこに製造工場名(というか製造会社名)が書いてあります。僕が弁当を買っているファミリーマート河原町今出川店ならば、たいがいは「シノブフーズ」と「角井食品」で作られています。そして、その 2 社の作る弁当に傾向があるようなのです。どんな傾向かというと、おおまかに言ってしまえば、シノブフーズは「スタミナ系」、角井食品は「ヘルシー系」ということです。これは特に「おにぎり忍法帳」というおにぎりのシリーズで明確に現れていると思います。例を挙げてみましょう。
シノブフーズ
「博多明太子」「焼きたらこ」「高菜チャーハン」「しそ昆布」「紅鮭」「あらびきソーセージ」「鶏五目」「ピリ辛高菜」「牛肉きんぴら」「牛すきやき」
角井食品
「昆布」「本かつお」「青菜」「紀州梅」「鯛めし」
ね、何か傾向がありそうな気がしません? 「おにぎり忍法帳」以外では、
シノブフーズ
「ニューおこわ ほうれん草・帆立・エビ」「海鮮チラシ寿司」「助六(寿司)」「穴子盛合せ(寿司)」「得々寿司セット」「本格赤飯おむすび」「中華ミックス弁当」「エビピラフ」「いなり 5 ヶ入り」「江戸前にぎり」「鮭・いくらちらし」「サラダ巻き」「バラエティミックスサンド」「メンチカツサンド」「具たっぷり中華丼」「お好み俵おむすび」
角井食品
「ニューおこわ 牛挽肉・ナッツ・豆板醤」「390 おにぎりセット」「健やか弁当」「豆腐ハンバーグ弁当」「彩りミニ弁当」
…となっております。
もちろん、上記例でも分かるように角井食品が脂ぎった弁当を全く作っていない、とうことはありません。シノブフーズもあっさりした弁当も作っています。それでも何となく、それぞれの会社の方向性があるように思います。
普段、こんなところに気も止めないでしょうし、知ったところで何の役にも立たないのですが、発見してちょっと嬉しかったので発表しました。
Betch Original: 2000-Feb-14;