作品を制作
[書・篆刻]
さて、篆刻展がとうとう明後日に迫つてきてしまつた。なんとか構想はまとまつたものの、制作の方がちつとも進捗してゐない。今日はオパールの定休日なので、なんとか今日中に仕上げなければならない。といふ訳で、昨晩は早めに就寝した。
起床。すでに夕方だ。起きたくない、といふ気持ちがあれば、人間はここまで眠ることができるものか。と、我ながら驚く。目を覚ますために軽くストレッチ。そのまま流れとして筋トレに移り、腕立て伏せを100回、腹筋を50回、スクワットを50回、昨日貰つたチューブを試してみたり、グリップで握力を鍛へたりしてゐるうちにスッカリ疲れてしまひ、しばし華胥の国に遊ぶ。……電話の音に起こされる。母親からである。「タイガース、優勝したわよ」。なるほど、今日、優勝ですか。それは、街の様子を見にいかなければ、と外出。案外、街は静かである。パチンコ屋の前にテレビがあつて、それで優勝の様子を流してゐたが、あまり人はゐない。優勝の瞬間は、それでも盛り上がつたのかな? にしても、阪神、こんなに短いインターバルで優勝したらアカンやん、もう私の知つてゐる阪神ぢやないな、などと考へながら、ボーーーーーーと、テレビを見続ける。ボーーーーーー。飽きたので散歩。途中で、「阪神タイガース優勝につき、3割引」と書かれた古本屋を発見。ヒャッホー! 阪神タイガース優勝おめでたうー! と言ひながら入り、20冊ほど買ひ込んだ。帰宅。買つてきた本をパラパラパラパラと捲つてゐるうちに、時間は容赦なく過ぎていく。まずい。こんないつでも出来る事にかまけてゐる場合ぢやない。今しかできない事をしなくては! と、溜まつてゐるDVDの山に手を伸ばす…‥。
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