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 Diary 1999・10月29日(FRI.)

2周年パーティーだ

 2 周年パーティーである。開場してから 1 時間が過ぎても誰も来ないので、「もしかしたらもうみんなに飽きられたのかもしれん、そういえば最近 WEB サイト上で調子に乗りまくって〈京都パリ化反対〉とか、実名出しまくっての批判とかやっていたから敬遠されたのかもしれん、私の生き方は間違っていたのか!」とやけ酒をあおっていたのだが、夜がふけるにつれて続々と人が集まってきて、結局総計 77 人の人々がオパールの 2 周年を祝うために集ってくれたことになった。素晴らしい。もう一時は満員で身動きもとれないほど。なんやかんやいっても実は結構大量に用意したフードもまたたくまになくなり、お祝いにいただいた 10 本程のお酒も全てあいた。対応とダンスに忙しかった私はフードもお酒もほとんど口にする事ができず、おかげで軽い体で楽に踊ることができた。ハイエナのような皆さんに感謝したいと思う。

 とにかく素晴らしい夜だった。来なかった人には残念でした、というしかない。本当はここに各人の名前をあげていって、そのエピソードを紹介しつつ、感謝の念を捧げたいのだが、それをすると膨大な量になるし、あまりにも面白すぎてもったいない。本当に面白い事はオパールで、というのが一応モットーなので。だからここでは書きません。来れなかった人は、近日中に掲載予定のフォトレポートでも見て、妄想をふくらませて下さい。無論、本当に面白い瞬間にはデジカメなんかほっぽりだしているので、その点を忘れないように。

 それでもひとつだけ書いておきたい事がある。それはみんなが本当に楽しそうに踊ってくれた事だ。「一番楽しそうに踊ってたのはあんたや!」という突っ込みが、実際パーティー中からはいっていて、それはそうなんだけれど、普段あまり踊らなそうな人達もみんな踊っていたのが、涙が出るほど嬉しかった。この世に最高の音楽にあわせて踊ることに勝る喜びがあろうか! これでも私は幼少の頃は神童と呼ばれ、一流校に入学して 10 年間図書館にこもって万巻の書を読み破り、その後は 10 年間山にこもって滝にうたれながら修行を重ね、最後には菩提樹の下で悟達を得たが、その得た真理というのがこれである。最高の音楽にあわせて踊ることこそが至上の喜びなのだ。オパール 2 周年パーティーは、この真理を体現した希有のパーティーであった。来れなかった人は頑張って輪廻転生を繰り返して下さい。それとも 3 周年パーティーに来れば手っ取り早く悟りを得られるかも。インスタントカーマ、ゴナゲッチュー、イエー!

 ということで、パーティーに集ってくれた皆様、ありがとうございました。来れなかった人も次には来て下さい。もし次があればですが。では。ダンス! ダンス! ダンス! ピース! レーザー。

小川顕太郎 Original:2000-Oct-31;