京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 1999・8月17日(TUE.)

ほにゃららら

 店にいくと一枚の名刺が置いてある。BBS で来店を予告していたタケチくんが来たようだ。これまた BBS での管理人のお勧め通り「うら」を注文していった模様。電脳オパールもいよいよ役にたつようになってきたか。

 オパールの上で「アシャンティ」という無国籍料理屋をやっているコフィが、ドイツ人の友人を連れてやってくる。ちなみにコフィはガーナ人で、コフィとはガーナ語で「金曜」という意味らしい。アシャンティにはもう一人、ガーナ人の「土曜」さんがいる。「どうですか」「ぼちぼちでんなあ」という会話をかわしてから、ビールを出す。ぼちぼちとは言うものの、5 月に開店したばかりのアシャンティは大変なんじゃないかなあ。なぜなら、オパールもはいっているこのレディックビルというのは入り口がわかりにくく、そのうえその入り口に各階の看板が乱立しているものだから、通行人に認知されにくい。オパールも開店してからある程度名前が知られるようになるまでの一年間はほんとキビしかった。一日に客一人で紅茶一杯の売り上げなんて日もあった。あの頃は一週間後の払いの金を集めるために、いかにして友人や親戚にたかるか、といった事ばかり考えていた。いまだってとてもじゃないが経営が安定しているとは言い難いが、一年前よりはましだ。だからコフィ、名前がもっと知られるようになるまで頑張ってね。私もここで宣伝しておこう。

 みなさん、「アシャンティ」はワニやカンガルーなど珍しいものが食べれる無国籍料理屋さんです。といってもゲテモノ料理ではなく、とてもおいしく食べれます。なにより嬉しいのは良心的な値段設定。夜遅くはバーにもなります。是非一度訪ねてみて下さい。もちろん帰りはオパールへ、ね。

 突然、久米宏が昔やっていたクイズ番組の事を思いだしたはいいが、番組名が思い出せない。トモコもタイラもネコも思い出せなくて頭を抱える。トモコがウエナカさん、ジュリさんと電話をかけまくって訊ねるが皆思い出せない。ああ、イライラする。こら! ネコ! ロート製薬の歌なんか歌うな! 混乱するだろうが。ええと、確か「ほにゃららら」とか言うんだよ久米宏が。ええっ!「ほにゃほにゃら」じゃなかったですかあ。違う! 絶対違う!もうネコはだまっとけ! と、悶々としている所にウエナカさんから電話。「思い出したあ!それはピッタシカンカンよ!!」全員大きくうなずいた。ってそれだけの話なんですけどね、まあオパールは本日も平和だという事で。

小川顕太郎 Original:2000-Aug-19;