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 Diary 2005年5月31日(Tue.)

イッキ! イッキ!

 ROMANZA にてカット。もといパーマ。縮毛矯正パーマにて髪の毛スッキリ。無駄な空気を含まなくなるので、頭も軽くなるし、涼しい。これでバッチリ夏は乗り切れます! て、何を書いてゐるんでせうか、私は。

 ババさん来店。昨今の増税増税増税の嵐に対してなんで一揆が起こらないのか? といふ話をする。なんやかんや言つても日本は豊かでみんなそんなに怒つてゐないのだらうか? マスコミに洗脳されてみんな白痴になつてゐるのだらうか? 情報の波に呑まれて精神が麻痺してゐるとか? それとも怒つてゐてもそれを表明する事ができないのだらうか? そもそもホントにこんなに増税が必要なのか? 不況なのかバブルなのかよく分からない今の日本の状態は何なんだ? 特に東京! 何者だお前は? ホントに日本の都市なのか? だいたい「セレブ」ブームとは何ぞや? 恥づかしくないのだらうか。「セレブ」とか言つてゐる連中はみんな**ぢやない? どうなんですか、ババさん?

「ううーん、もう分からないですねー、何が何だか。とにかく酷すぎます、最近の日本は。もう、映画に逃避するしかないですよ、全く」

 確かに、私も何が何だか、裏の事情が一体どうなつてゐるのか、どこまで裏があるのか、何がホントで何がウソなのか、経済や政治の仕組みがホントのとこどうなつてゐるのか、サッパリ分からなくなつてきました。大体、「情報」は圧倒的に“お上”が握つてゐるんだから、我々“庶民”にはホントの事が分かるわけないですよねェ。だから、とにかく、証拠がなからうが、多少強引であらうが、たとへホントは間違つてゐやうが、何でも「アメリカの陰謀だ!」と主張すればいいといふ事ですね。現在の世界はアメリカが牛耳つてゐて、特に日本はアメリカの属国なんだから、大筋において何だつて「アメリカの陰謀」なんだし。この増税の嵐も、セレブブームも、レッサーパンダが立つのも、みんなアメリカの陰謀だ! もし違ふと言ふのなら、お前たちがそれを証明しろ!

「レッサーパンダに関しては、完全に目眩ましですな。国民がアホな事で騒いでゐるうちに、裏で事を進めやうといふ魂胆です」

 私は昔から「憲法改正・9条撤廃」を主張してきましたが、最近の世論の「憲法改正・9条撤廃」への流れをみてゐると、そこにはアメリカの陰謀があるとしか思へなくなつてきました。これは正しくアメリカの陰謀です! 日本を中国や北朝鮮にぶつけるつもりなんですよ。今、中国や韓国で反日運動を煽つてゐるのもアメリカでせう。それに対して、強硬な態度をとるやうに日本の内閣に示唆してゐるのもアメリカです。ううーむ、かうなれば私も今は憲法改正反対です!

「おお! さうですよ! その通り! 憲法改正絶対反対!」

 別に憲法を改正しなくたつて、すでに自衛隊があるんだから、それでペンタゴンにカミカゼ特攻をかければいいんです!

「いや、それはチョット……」

 今日も**鳥が鳴いてゐる。

小川顕太郎 Original: 2005-Jun-4;