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 Diary 2005年5月16日(Mon.)

事故

 ウメドン来店。今日は仕事で、例の尼崎の脱線事故現場の側まで行つてきたさうだ。近くだと云ふことで、ついでに事故現場も見てきたさうなのだが、いまだ電車、脱線したやつではなくそのおかげで立ち往生したやつ、が立ち往生したままで、レールは使はないからか錆びついてゐたといふ。うむ、ここで一句。

 どこまでも ぬけるそらもと レール錆び

 事故と云へば、今日は店の側でも事故があつた。寺町姉小路にて。ここはT字路になつてゐて、姉小路通りをズウッと西から東に走つてくれば寺町通りで突き当たりになるのだが、この路を走つてきたトラックがそのままその突き当たりにある店に突ッ込んだのだ。話によると、そのトラックは突ッ込んだ後に猛然とバックをし、後ろからきてゐた乗用車にぶつかつて停止したらしい。トラックの運転手は、事故直前の記憶がない、と主張してゐるさうだ。恐ろしい。

 日盛りや 人の噂に 凶事きく

 あ、いや、何でいきなり俳句なんか詠んでゐるのかと思はれるんですね? それには実は理由がありまして、それは…。

小川顕太郎 Original: 2005-May-20;