Diary 2005年3月5日（Sat.）
いい音あります
例の、「いい音あります」個人タクシーに乗る。が、今日は何も音が流れてゐなかつた。代はりに、「面白いDVDを手に入れたんですよ」と言つて、DVDをかけてくれる。韓流映画『ブラザーフッド』だ。いきなり、戦闘シーンから始まる。ダダダダダダダ！！！ カキーンカキーン、ヒュールルルルル…ドカーン！！！ と、もの凄い迫力である。いや、画面は小さいのだが、音がいいのだ。ヘッドフォンで音を聴いてゐるやうな感じで、小さな音まで粒だつて聴こへる。さらに、クルマ中に音が飛び交つてゐる。何個もスピーカーが仕込んであるのだ。それにしても、何故『ブラザーフッド』なのか。音の良さを示したかつたのかもしれない。確かに、戦闘シーンは迫力満点だ。しかし、ウワー！！ ギャー！！ アアアアアー！！！ と、血塗れになり、片足をもがれて苦しむ人々の様もリアルに迫つてくる。飛び出てゐる腸をなんとか収めやうとしてゐる様子も鮮明だ。ううーむ、これッて……仕事の疲れを癒すにはピッタリ！ なのかなァ…。
とはいへ、家までのライディングタイムは極僅か。900円分のナイトクルーズ代を払つてタクシーを降りる。やはり、T個人タクシーは面白い、と改めて思つた。
小川顕太郎 Original: 2005-Mar-5;- Amazon.co.jpで関連商品を探す
- DVD『ブラザーフッド』