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 Diary 2005年2月9日(Wed.)

今日の出来事

 朝起きて洗濯をした。良い天気だつたのでベランダに干して仕事に出掛けたら、夜になつて雨が降つた。

 明日は店が休みなので、閉店後にシンクの下を開けて掃除をしてゐたら、手を切つて血が出た。

 新品のCDを開けやうと思つたのだがどうしても包んでゐるビニールがとれない。輸入盤ではたまにかういふ事がある。ので、ナイフをCDケースの隙間に突つ込んでビニールを破り、無事に開封した、と思つたら、ケースの中に入つてゐる冊子がズタズタになつてゐた。

 いつもの格好で仕事に出掛けやうとしたら、どうも暑い。のでセーターを脱いでみる。が、やはりコートの下に綿のシャツ一枚ではチト寒いと思つたので、シャツを厚手のウールのものに着替へた。それで出掛ける。が、やはり暑い。暑すぎる。汗をベッタリとかいてしまつた。まだ2月なのに、と思ひつつ店に着き、コートを脱ぐと、なんと! 脱いだはずのセーターをウールのシャツの上に着てゐた。

 日記を書かうと思つたのだが、何もネタがない。時間だけが虚しく過ぎていく。そんなはずはない、何らかのことはあつたはずだ、と、とにかく今日あつた事を思ひ出すままに書いていつたのだが、やはり碌なことがない。といふか、碌でもない事しか思ひ出せない。あまり良い一日とは言へない、やうな気がする。と。今日はこの辺で。

小川顕太郎 Original: 2005-Feb-9;