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 Diary 2004・9月10日(Fri.)

ソウサバ

 ハッサクさん来店。ハッサクさんは先日、中国へ旅行に行つてきたさうだ。中国では反日運動にあつてエラい目に…といふ事はなく、ツアーに参加したさうなのだが、同じくツアーに参加した上海方面から来た中国人の女の子(このツアーは北京を巡るものらしい)にあれこれと世話を焼いて貰ひ、とても助かつたさうだ。中国語の勉強を始め、その成果を試す意味合ひも込めての旅行だつたのに、初歩的な会話さへ全く通じなかつた事にショックを覚えたといふハッサクさん。お土産にパンダクッキーをくれる。それを見たトモコが、「なんかこれ、見覚えが…」と、18 年前に中国に行つた時の事を思ひ浮かべながらいふ。多分、変はつてゐないのだらうな、パンダクッキー。

 今日はソウルサバイバーズ。ソウルサバイバーズとしては異色のゲスト DJ を招いての今夜、仕事が終はつてから駆けつけた私が体験できたのは、HEAVY FUNK SYSTEM の PINCH さん。もちろんファンク、ファンクで、7 インチを擦つたり、かぶせたり、交互にかけたりと、ソウルサバイバーズらしからぬテクニックで迫る。ディープでクールな感じ、堪能しました。

 が、やはりヒラノさん、イチモトくんらの、テクニックはさほど重視しないソウサバ DJ に接し、HONEST TO GOODNES、UP & DOWN THE HILL らの名曲ノーザンを聴くと、全身に電気が走る。うーん、やはり、曲か。ノーザンといふのは、やはり曲だな。ソウルサバイバーズは曲のイベントだな。つまりコアなソウルファンのためのイベント。…うーん、辛いかな、やはり、それぢやあ。

 帰りは「なか卯」に寄つて、カレーライスときつねうどんを食べる。朝は満席になるんですね、なか卯。

 正直、ヘトヘトだ。

小川顕太郎 Original: 2004-Sep-12;