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 Diary 2004・10月27日(Wed.)

止まらない

 地下鉄に乗らうと、階段を下りて地階まで行き、右折して駅まで続く廊下に足を踏み出すと、3 人のオバサンが後ろ向きに歩いてゐる様に出会してしまつた。一瞬ビックリしたのだが、3 人とも盲人用の黄色いタイルの上を歩いてゐたので、きつと健康か何かのために後ろ向き歩行をするのが流行つてゐて、それにはこの地下廊下にある長く続く盲人用タイルを利用するのが良いのであらうと、推測した。実際、廊下の向かう端に着いたオバサンは、クルリと向きを変へて、背中を見せながらこちらに歩いてくる。このやうに、何度も往復してゐるのだらう。黙々と、ひたすら後ろ向きに歩いてゐる。それにしても、駅員さんの気持ちや如何に、と考へてしまつた。

 タカハシくん来店。タカハシくんの働いてゐる店の店長さんの友人が、ロードーレーサーに乗つてゐて、クルマと事故ッて亡くなつたさうだ。タカハシくんは、ヘルメットも被らず調子に乗つてロードレーサータイプの自転車を乗り回してゐるので、「気をつけろよ」と店長さんに言はれたのだといふ。確かに、ヘルメットぐらゐは被つた方が良いと思ふな、普通の自転車ぢやないんだし。スピードも速い分、咄嗟の場合、危ないでせう。で、どうなの、最近は自転車。

「それが、もう、寒くて乗れないんですよ」

 アカンやん。ババさんとか、ガンガン乗つてゐるけどね。

 本日、水が止まらなくなつた。水道の蛇口がダメになつてしまつたのだ。とりあへずショウヘイくんが新しい蛇口を買ひに行き、それと付け替へて事なきを得たが、その替へるまでの 30 分ばかり、最大の勢ひで水は迸り続けた。

「こんなに水の無駄遣ひをしたのは生まれて初めてです」とユキエさん。

 それにしても、蛇口が壊れるかなァ、ウーン。

小川顕太郎 Original: 2004-Jan-29;