Diary 2004・6月15日(TUE.)
適当
エントランスの工事はすでに始まつてゐるのだが、今のところは主に午前中のみにエントランス部分を触つてゐるやうで、後は 1 階の店舗内を工事してゐるやうなので、特に営業に支障はなささうである。の、であるが、工事が始まつた昨日以来、不思議なほどお客さんが来ない。昨日など、夜のお客さんはババさんとフクイくんの二人である。こんな日がもう一日でもあつたら、オパールは潰れる、などと冗談半分で言つてゐたら、本日もさうであつた。このやうな事は、今までなかつた事だ。一体何がどうなつてゐるのか。本当はこんな縁起でもない、不景気な事は書きたくもないのだが、他に書くことが、これまた何もない。日記などといふバカなものを、もつと早めに止めておけば、こんなイヤな思ひはしなくてすんだだらう。後悔の念がしきりに沸く。
が、もつと早めに日記を止めてゐれば、もつと早くにオパールは終はつてゐたかもしれない。…とはいへ、それで楽になれるのなら、それもイイかもしれない。とにかく、かうやつてパソコンに向かつてゐると、全てがイヤになつてくるのだ。ビルの 6 階から飛んでしまへば…が、9 階から飛んでも楽になれない人もゐるのだから、かういふのも考へものだ。そもそも自殺はキリスト教では禁止されてゐるのだ。まァ、キリスト教なんて何の関係もない訳だが。
…うーん、適当な事を書いて、ま、とりあへずは埋まつたかな、日記。凶はこのへんで。
小川顕太郎 Original: 2004-Jun-17;