Diary 2003・10月16日（THU.）
演歌サバイバーズ9
演歌サバイバーズ 9 回目。実は演歌サバイバーズは 10 回をもつて、いちど区切りにしやう、といふ話になつてゐる。これは発起人であるマツヤマさんが飽きつぽいから…ではなく、あまり長くダラダラと続くことによつて起こる硬直化・惰性化を防ごう、といふ考へから提案されたものなのだ。何でも長く同じものが続くと、「穢れ」が溜まつてくる。これを定期的に「禊ぎ」して、清新な気持ちで再出発する、といふのが日本古来のやり方である。神社も、何十年かごとに建て直すではないか、本来は。日本の魂（こころ）を歌ふ、といふのが目的の演歌サバイバーズも、同じ様に「禊ぎ」が必要である、といふ結論に達したのだ。故に、次回の第 10 回を年末に大々的に「禊ぎ」として行ひ、「炎」で焼き尽くし、真の演歌サバイバーとして再生するのだー！！！
…とまァ、さういふ訳で、今回は嵐の前の静けさ、といふか、不気味さ、といふか、些か乱れ気味の演サバであつた。新人としてサコさん、ゲストとして異国の人、が参加して華を添へてくれたが、それも一層混沌に拍車をかけたやうだ。ベッチが絶叫し、マツヤマさんが階段から落ちた。特攻服に身を包んだ暴走族時代のハシモトくんの写真が、高値で落札された。新プロジェクトが立ち上げられ、フクイくんが我が道を歩み去つていつた。…
安酒をあまり大量に飲むと、気分が悪くなることが分かりました。
小川顕太郎 Original:2003-Oct-17;