京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary > 03 > 0708
 Diary 2003・7月8日(TUE.)

破産宣告の通知

 京都地方裁判所から、破産宣告の通知を受け取りました。と言つても、別にオパールが破産した訳ではありません。オパールが入つてゐるビルの元オーナーが、破産したのです。つまり我々はそのオーナーと賃貸契約を結んでゐた訳であり、保証金もそこに預けてゐたんですね。去年にビルが差押へになり、今年の 4 月に競売で新しいオーナーへとビルの所有権は移つた訳ですが、どうも保証金(債権)の移譲はされなかつたやうです。つまり我々は、破産した元オーナーに対する債権者(保証金を貸し付けてゐることになる)、になる訳で、その破産債権届出書を書いて出すやうに、といふ通知がきたのでした。

 しかし、多分、返つて来ないだらうな保証金。もちろん、ダメモトでこの破産債権届出書は出すけれども、ビルには根抵当権がいくつも設定されてゐるし、うちの債権にまでは、お金は廻つてこないだらう、と些か暗くなる。…で、債権者集会といふのがあるのだけれど、これには出なければならないのだらうか? 債権が返つてくるのならともかく、返つてこないだらうなあ、と思ひながら、わざわざこんな集会には出席したくはないのだけれど…。

 そろそろ、新オーナーとの新たな契約の時期だし…なんか、ややこしい問題が山積みです。

小川顕太郎 Original:2003-Jul-10;