Diary 2003・1月11日(SAT.)
太つた
着替えてゐる時にフと思つたのだが、どうもズボンがきついのではないか。もしかして太つたのではないだらうか、と首を傾げてゐると、トモコが血相を変へて走つてきて、「きたきた! 一気にきた! 服がきつい!」と言ふ。どうやら二人とも、いきなり太つたやうだ。上海での大食がたたつたのだらう。たかだか 4 日で、とも思ふが、人間の身体とは脆いものだ。あ、さういえば、正月のお節料理も悪かつたか。
そんな事より、疲れのほうが深刻だ。発熱はしてゐないが、発熱寸前といつた所だし、腹痛もある。といふわけで、今日は仕事に大幅に遅れて行つてしまつた。しかし、私が家でダウンしてゐるあいだ働いてゐるユキエさんにしろ、ショウヘイくんにしろ、トモコにしろ、全員旅行帰りの訳だから、ひとり寝込んでゐる私は、はなはだだらしがないと言へる。太つたうへに病気では、目も当てられないではないか。
まあ、今日はこんな所で。
小川顕太郎 Original: 2003;