Diary 2003・1月2日(THU.)
営業開始
正月というのは、とにかくお節料理を食べて、お酒を飲んで、寝るだけだ。とはいえ、悠長な訳では全くない。年末に仕事を終えたら、そのまま寝ずに実家に帰り、おせちを食べ、酒を飲んで寝る。起きたら、トモコの実家に移動して、おせちを食べ、酒を飲んで寝る。起きたら、すなわち 2 日の今日なのだけれど、親戚の集まりに行き、酒を飲んで、寝たいのを我慢して、京都に戻って、オパールに行く。今年は、2 日から営業を始めているのだ。なかなかに賑わっている。そこで仕事を終え、実家から持ってきたおせちを、みんなで食べる。ちょっと店のお酒も飲んだりする。まったく、正月は忙しい。昼間からお酒を飲んで、ゴロゴロのんびり過ごしてみたいものだが、なかなかそれは叶わぬ夢だ。家に帰り、ホッと一息つくが、日記が溜まっているので、それを書かねばならない。景気づけのためにお酒を飲むと、瞬く間に意識を失ってしまう。疲労困憊しているのだ。なんとか目を覚まし、パソコンの前にかじりついて日記を書く。時間の感覚もない。頭もボーっとしている。お酒が飲みたい。
生計抛ち来つて詩これ業なり
家園忘却して酒を郷となす (李白)
という訳にはいかない。明日も仕事である。早く寝なければ。
小川顕太郎 Original: 2003;