Diary 2003・12月26日(FRI.)
おめでたう
ヤマネくん & タショくん来店。二人ともエライ酔ッぱらつてゐる。なんでも、真ッ昼間から飲み倒す、といふ念願の夢を叶へた結果らしい。ちなみにその時は 21 時ぐらゐだつたので、一体どれほどの時間飲み続けたのか。年末感が漂ふ。
「もうね、みんなに白い目で見られるのが最高! お前ら仕事なんやねん、みたいな」
「建築家でーす。これが年末でなければ、なほよし!」
ところで、ヤマネくんは今年の一級建築士の試験にみごと合格したさうだ。昨日が合格発表だつたといふ。ヤマネくん、おめでたう!
「いやー、ね、別に要らないんですけどね、こんな資格」
さう? でも、やはりあつた方がなにかといいんぢやない。
「まあ、ね、他人に堂々と『一級建築士の資格なんて必要ないやん』て、言へることぐらゐかな」
なるほど。でも、やはり目出度いよね。みんな欲しがつてゐるけど、なかなかとれないものな訳だし。
「うーん、実はね、昨日の朝方に夢を見たんですよ。合格する夢。それも 3 回も! で、起きたら、それらは夢で、それから合格発表に行かなくちやダメな訳ぢやないですか! えー、オレ、まだ合格してないのー!! と、絶望的な気分になりました。」
ははは。今年は一級建築士の資格もとれたし、阪神タイガースも優勝したし。
「30 歳にもなつたしね。もう、最高の年ですね。後は**だけか…」
さうさう、**だね、次は。
閉店後、帰らうとすると霙の雨が。今年は寒いのかもしれません。
小川顕太郎 Original:2003-Dec-28;