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 Diary 2003・8月28日(THU.)

bitter sweet

 最近のお気に入り CD は blu cantrell の『bitter sweet』。『bitter sweet』と言へば、チェアメン・オブ・ザ・ボードのバラードを思ひ出してしまうが、このアルバムも、いきなりバラード 3 連発で幕を開ける。で、これが 3 曲ともいい。私は、どちらかといふと熱唱系の女性ボーカルにはそれほど食指が動かないんだけれど、トラックが適度な軽味を与へてゐるのか、声質がいいのか、この 3 曲には惹かれるものがある。続くリル・キム参加曲やショーン・ポール参加曲も格好良くて、とにかく前半が素晴らしい。その分、後半は印象が薄かつたりするけれども、やはり最初の 3 曲が聴きたくて何度もリピートしてしまう。また、このアルバムはジャケットもいいんだよね。blu cantrell 格好いいです。いや、美しいです、といふべきか。とにかく最近のイチオシです。

 が、この CD 、ショーンポール参加曲のところで飛ぶのだ! 盤面を見たところでは、特に問題があるやうには見えないので、これはプレスミス(CD ではプレスミスとは言はないか)か? 誰かこの CD を持つてゐる人に、きいてみたいものです。

 ネプチューンズの新作も購入。これは DVD がついてゐて、ミュージッククリップが 3 曲分も入つてゐる。その中のひとつに『Frontin』といふのがあるのだけれど、なかなか格好いいミュージッククリップだとはいへ、最後の方に APE の T シャツを着た藤原ヒロシらしき人間が出てきて、仰け反つてしまつた。藤原ヒロシ、と確認できた訳ではない。なんとなく似てゐるが、別人かもしれない。私の知つてゐる藤原ヒロシは、もう 10 年以上前の顔なので、間違つてゐる可能性があるが、でも、やはり藤原ヒロシのやうな気がする。それにしても、酷く荒れた顔だ。藤原ヒロシは、ウラハラ系をプロデュースして、田舎者を騙して豪邸を建てたと噂されてゐるので、ここまで荒廃した顔をしてゐる可能性はあるのだが…うーむ、それにしても…。

 さういへば、ネプチューンズは自分達のブランドを、日本では APE に独占販売させるといふ。まあ、マーケティング的にはよいのかも知れないが、自らを貶める行為ではある。誰も、注意しなかつたのか?

 ちよつと、憂鬱になりますね。

小川顕太郎 Original:2003-Aug-29;