Diary 2003・8月5日(TUE.)
夏のあらし
暑い、暑い。とても寝てゐられないので、ほとんど睡眠をとつてゐないにも関はらず、ベッドから出る。ここ 1 週間ほど腹痛が続いてゐるのだけれど、それが今日はことのほか激しい。暑さのあまり頭内の温度が異様に上がつて脳味噌が沸騰しさうな感ぢなのに、手足は冷たくて、悪寒が全身を駆けめぐつてゐる。夏風邪か? 半ば朦朧とした意識で、洗濯をする。あまりにもよい天気だつたもので。
その後、頭の温度が下がるのと同時に頭痛が始まり、私はふたたびベッドに戻って気を失つてゐた。…どれぐらゐの時間が過ぎたのか。私はトモコの悲鳴で目を覚ました。と、同時に恐ろしく大きな雷の音が耳を聾した。なんだ、なんだ。私は慌ててベランダに飛び出すと、そこはもの凄い嵐! 横殴りの雨と風の中、トモコが干した洗濯物を取り入れやうと、全身濡れ鼠になりながら奮闘してゐた。何ごとが起こつたのか。……
とにかく、夏風邪か? 夏バテか? 分からないけれど、体調は最悪。と、まあ、いふことで、今日はこれまで。チャオ。
小川顕太郎 Original:2003-Aug-7;