Diary 2002・1月24日(THU.)
千と千尋の
神隠し
千日前の敷島シネポップに、映画『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)を観に行く。はっきり言って「どーでもいー」映画だった。この映画は昨年の初夏から大ヒットロングラン、私の周りでも、普段はあまり映画に関して何も言わないお客さんから、ババさんやヤマネくんのような映画の見巧者に至るまでが絶賛、首をひねっていたのはクニトモさんぐらい、という強面の映画なので、大勢に抗して本音を言うには勇気がいる。よって私のような小心者は何も言いません。とか言いながら、一言だけ呟いてみたりして。…あ、この映画が大好き! と言う方は聞かないで下さい。気分を害しますから。私もあっちを向いて、こっそりと呟くだけにします。……「(ダセーんだよ!)」。
いやー、まあ、ね、私とて、この映画を観て、得る所がなかった訳ではないんですよ。それは、ね、宮崎駿のサヨク性がよーく分かった、という事です。なるほど、って感じです。これで私の宮崎駿に対する評価がある程度定まりました。ははは。はあ。
プリンスの新作『the rainbow children』を購入。プリンス名義では実に 10 年ぶりだという。今までのプリンスからはちょっと想像できない、プリンスらしからぬジャケット。ドキドキしながらプレイボタンを押すと、いきなりジャジーなサウンドが…。うおわ! かっこいい。これはかなりいいかも。プリンス節も健在だし、クールなファンクネスがひたすら気持ちいいです。
それにしても…。
小川顕太郎 Original:2002-Jan-26;