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 Diary 2002・1月14日(MON.)

成人の日

 クラタニくん来店。「やすし」や「きよし」をそれぞれピンでは見たことがあるが、「やすきよ」は見たことがない、という。ええ! と一瞬驚いたけれど、年齢差を考えれば当たり前か。確か MANZAI ブームがあったのは、私が小学生の頃。あの頃は「やすきよ」の絶頂期(?)で、私は飽きるほど「やすきよ」の漫才を見た。好きだったけどねー。…じゃあ、クラタニくんは、ツービートとかも見たことがない訳だ。「ええ、そうです」。太平サブロー・シローも。「ええ」。のりおよしおも。「それはこの間、見ました」。ああ、まだやってんの? あのふたり。

 マキさん来店。ラフィンノーズの名前は知っているけれど、歌とかは聴いたことがない、という。ええ! だって、一時期「夜のヒットスタジオ」とかに出て、唾をはいて問題になっていたじゃない。「知らなーい」。本当に知らない? 『ゲット・ザ・グローリー』とか。「知らなーい」。…私は思わず『ゲット・ザ・グローリー』を歌ってしまった。歌える自分が悲しかった。だいたい私はラフィンノーズとか馬鹿にしていたんだ。「あぶらだこ」とか「町田町蔵」が好きだったんだ。でも、『ゲット・ザ・グローリー』とか、ガスタンクの『ジェロニモ』とか、YBO2 の『ドグラマグラ』とか、当時音楽(ロック)に興味のある奴はみんな知っていたんだ…と、言い訳をしてみたりする。

 ババさん来店。「今回の『ゴジラ』、最高でしたよ! 愛国者魂に訴えます。不覚にも泣いてしまいました。まさか『ゴジラ』に泣かされるとは…」と目頭を押さえる。そうですか! それは是非とも観に行かねば。「でも同時上映の『ハム太郎』はかなりツラいので、観なくてもいいです」。ふーん、で、どんな話なんですか。「えーと、主人公はハム太郎というハムスターなんですけどね、ハム太郎は飼い主の女の子が好きなんだけれど、ハムスターだから、その想いを伝えられないんですよ」。ほう! 「で、ハム太郎は、人間の言葉が喋れるようになる魔法のヒマワリの種、というのを探しに、ハムハムランドに出かける、という話です」。面白そうじゃないですか! 「…いや、観たかったら、観てください」。…たぶん、観ません。

 ミツギちゃん来店。今年の初夢は「藤岡弘にセクハラされる」というものだったらしい。うーん、良い 1 年になりそうですね。

小川顕太郎 Original:2002-Jan-9;