Diary 2002・4月10日（WED.）
やっぱり
オイシンは
実は昨日マキさんがお見舞いに来てくれている最中に、トモコは退院日を知らされたのだが、それがなんと明日 11 日の木曜日。予想外に早い。
これは、トモコが毎日のように外出・外泊願いを出し続けたおかげだろうか。なんにせよ、早く退院できることになって良かった。あー良かった良かった。と、いう風に、みなが喜んでいる訳ではなく、良くない！ と思っている人もいる。それは同室になったおばさんで、なぜかトモコのことを気に入っていて、もっと長く一緒に居たいようなのだ。それで、「もっと入院していなさいよー」とトモコにしきりに薦めるだけならともかく、お医者さんや看護婦さんに「オガワさん調子悪いみたいよ。明日の退院なんて無理やわ」と、ことあるごとに訴える。ううん、やっぱり凄いです。
今日は朝にはヤマシタさんが、夜にはオイシンが見舞いにやってきた。ヤマシタさんはお見舞いに花束と果物を、そしてオイシンは、なんと！ 緑茶を持ってきたのであった。も・ち・ろ・ん、トモコは緑茶を飲むことができない。トモコの病院食に付された注意書きの紙に、「緑茶・禁」とあるのを見て、オイシンは「ああー！ ナカムラくんと同じにはなるまいと思っていたのにー！」と頭をかきむしる。やはり、オイシンはハズサナイね。
小川顕太郎 Original:2002-Apr-12;