CAN'T STOP
MOVING!
昨日の「ソウルサバイバーズ」に引き続き、本日は「CAN'T STOP MOVING!」。モッズのイベントである。お客さんはかなり「ソウルサバイバーズ」とかぶる。で、今日は何故か私も DJ をする。もちろん、ノーザンソウルをまわすのだが、「CAN'T STOP MOVING!」には初めて行くので、どのような具合なのかいまひとつ分からず、ちょっと選曲には悩んだ。やはり R & B がかったアーリーノーザンの方がいいのかな? と思い、60 年代初期頃のノーザンソウルを何枚か選んだのだが、家を出る直前に「ううむ、でも」と考えて、ベタなノーザンを何枚か詰め込んだ。この行為が正しかった事は、後に証明された。
会場であるクラブ「HATI HATI」は、木屋町の京都観光ビルの地下 1 階にある。天井が低いと聞いていたので、かなり息苦しい所ではないかと心配していたのだが、確かに天井は低いとはいえ、面積がかなりあり、そこまで息苦しくなく、ホッとした。私とトモコが行った時には MOTORS というスカバンドの演奏中で、会場は盛り上がっていた。今日はバンドが 5 組、DJ が 7 人もおり、バンドと DJ が交互にやる、という構成だ。バンドは基本的にロック系。DJ は、私とタクヤくんを除いて、ほぼ R & B 。うーん、どないしょ。と悩んだのだが、「ソウルサバイバーズ」のダンスフロアーズ・シェーカー達が、「ノーザンお願いしますよ!!!」と言って控えているので、よし! ベタなノリで行こう! と決めた。以下、プレイリストを載せます。
- 「WON'T YOU LET ME KNOW」 J. J. BARNES & THE DELL FI'S (RICH)
- 「WITH THESE EYES」 THE FABULOUS PEPS (WEE 3)
- 「WHAT'S IT GONNA BE」DUSTY SPRINGFIELD (PHILIPS)
- 「MOANIN'」 TRADE MARTIN (RCA)
- 「PER-SO-NAL-LY」 BOBBY PARIS (TETRAGRAMMATON)
- 「THE BAA-BAA SONG」 WILLIE WILLIAMS (LAKESIDE)
- 「AUCTION ON LOVE」 JAMES BOUNTY (reddog)
- 「NOBODY BUT ME」 THE HUMAN BEINZ (CAPITOL)
- 「DON'T IT MAKE YOU FEEL FUNKY」 JOE HICKS (AGC)
- 「I STILL LOVE YOU」 THE SUPERLATIVES (Uptite)
- 「THE GIRL ACROSS THE STREET」 MOSES SMITH (dionn)
- 「I GOT A FEELING」 BARBARA RANDOLPH (SOUL)
- 「BABY BE MINE」 THE SWEET DELIGHTS
- 「LONG AFTER TONIGHT IS ALL OVER」 JIMMY RADCLIFFE (MUSICOR)
実は、ナカムラくんが終わりの時間を知らせに来てくれるはずだったのだが、いつまでたっても来ない。もう、そろそろ手持ちのレコードが無くなってしまう! とあせっても、来ない。フロアを見回しても、いない。後から判明したのだが、その頃ナカムラくんはフロアの片隅で寝ていたのであった…。私はシングルボックスを持っていないので、シングルケースに 7 インチをいれて持ってきている。これは 20 枚しか入らないので、予備のレコードはあまり持ってこれないのだ。今日みたいに、会場についてから急遽プレイの方針を変えた場合は困る。さらに、予定の時間を過ぎてもまわさなければならないとなると、さらに困る。仕方なく(?)、「LONG AFTER TONIGHT IS ALL OVER」をかけたのだが、かけた途端にヨシダくんが飛んできて、バンド演奏が始まるから終わってくれ、という。で、終えたのだが、これにイチモトくんが憤慨する。「あの曲を途中で終わらせるなんて!!」うーむ、しかし、あの曲を最後までかけたら、ノーザン組は帰らなければならなくなったんじゃないか?
最後は北の国から帰国したタカダくんで締め。大盛り上がりのうちに、「CAN'T STOP MOVING!」は終演したのでした。久しぶりに R & B で踊るのも、楽しかったー。
小川顕太郎 Original:2001-Nov-12;