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 Diary 2001・11月9日(FRI.)

そうるさばいばーず

 本日は待ちに待った「ソウルサバイバーズ」、なのだけれど、シフトの関係上、店を閉めてからしか行くことができない。今日は、イワブチくんがイギリスから大量のレア・コレクタブル・ソウルフル( & ファンキー)な 7 インチを抱えて帰国、スペシャルゲストとして見参しているので、なんとかそれには間に合いたい。イチモトくんによると、イワブチくんは 3 時から 2 回目の DJ をやるので、2 時きっちりに店を閉めれば間に合う! 上手い具合に(?)、1 時半の時点でもうお客さんは 1 組しかいない。ラストオーダーをとり、猛烈にキッチン内の片づけに入る。すると…。

「もう、終わりですかー」と言ってコータローくんがやってきた。ガーン!!

 どうするか? 事情を話して、早めに帰ってもらうか? し、か、し、私はコータローくんに訊きたい事があったのだー!

「コータローくん、『バッチリ娘のドシロウト占い』はどうだった?」

「すんません! まだ行けていません!!」

「なにー!!!」

 コータローくんの今の仕事現場のそばにある、10 分で 500 円の「バッチリ娘のドシロウト占い」。気になる。ここにコータローくんが様子をみに行って来るはずになっているのだ。が、今のところ仕事が忙しくて行けていないという。それでも、コータローくんが仕事中に観察した、興味深い話を色々としてくれる。バッチリ娘は案外バッチリではなさそうだ、とか、入っていく人は何人か見たことがあるが、出てくる人はみた事がない、とか…。

 そうこうしているうちに 2 時半! 大慌てで片づけ、3 時ギリギリにコラージュに駆けつける。なんとか、イワブチくんの DJ には間に合った。

 噂通り、イワブチくんはディープファンクでゴリゴリ押す。と思ったら「気分を変えて」ノーザンソウル、また「感じを変えて」モダンソウル、といった展開。全体の感じは、以前に比べてかなり外向的。とはいえ、マニアックな重さ、とでもいった筋が通ったイワブチ節は健在。かなり良かった。

 あとでイワブチくんに、「凄かったねー」と声をかけると、イワブチくんは首を傾げながら「もっと凄いの、いくらでもあるんですけど…」と答えた。あ、やっぱり。次回が楽しみです。

 今日はちょっと落ち着き気味。前回と前々回が大盛り上がりだったから、たまには仕方ないか。次回のソウルサバイバーズは来年の 1 月。それは、盛り上げましょう!

小川顕太郎 Original:2001-Nov-10;