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 Diary 2001・3月21日(WED.)

左ひらめ
右かれい

 京王企画標識グループ(有)京王企画標識社という会社の人がやってくる。この会社は、よく街角などに設置してあるボードにマジックのような字で書かれた地図、を製作している会社なのだそうだ。

 その地図にオパールをのせないか、という話だったのだが、これがなんと有料。月に 500 円。その場ではいったん答えを保留して、その人には帰ってもらったのだが、これってどうなのだろう。月に 500 円なら、1 年で 6000 円。10 年で 6 万円。安いのか、高いのか。しかし、そもそもあんな地図にのせてもらっても、こちらとしてはほとんどメリットはないだろう。あの地図は、有料なので当然すべての物件がのっている訳ではなく、歯抜けだらけ。それに今日も原物を持ってきていたが、分かりにくいこと甚だしい。故に、断ることに決定した。金曜日に再度来るそうなので、断りましょう。それにしても、あの地図、公共物ではなかったとは…。色々な商売を考える人がいるものです。

 ヤマネくんが「左ひらめ右かれい。ケンタロウさん知っていますか?」と言う。そんな言葉、聞いたこともない。これは平目と鰈の見分け方を表すそうで、上からみて左に目がついているのが平目、右に目がついているのが鰈、ということらしい。ショウヘイくんも「有名ですよ、この言葉」というが、京都では有名なのか?

 クラタニくん来店。原チャリを盗まれたクラタニくんに、トモコのダックスを貸してあげたのだが、これがクラタニくんの会社ですこぶる評判がいいらしい。おじさん達も、なつかしい! これはノーティーの方か? などと騒いでいるという。それは、良かった。クラタニくんは、会社の仕事で今週の土曜日にユニバーサルスタジオジャパンに行くそうで、非常に嬉しそう。「もうバリバリ残業しますよ!」と言う。

 そろそろ暖かくなってきて、昼間はコートだとちょっと汗ばむ。とはいえ、帰り道はあいかわらず寒いのですが。しかし、もうコートは今日で着納めかな。

小川顕太郎 Original:2001-Mar-23;