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 Diary 2001・1月25日(THU.)

ジミヘン

 みなみ会館に『ジミ・ヘンドリックス』を観に行く。生前のジミヘンの映像と、死後に周りの人達にインタビューした映像からなる、ドキュメンタリー。久しぶりに観る・聴くジミヘンは、やはりかっこよかった。昨年に発売されて話題になっていた、ジミヘンの CD ボックスセットの事が頭をかすめたりする。

 最近はソウル一辺倒で、全くロックを聴かなくなってしまったが、ロックとソウルの関係について、興味深い発言が何ケ所かあった。誰が言ったかちょっと失念したが、ソウルバンドは制約が多いのでジミヘンはロックにいった、といった内容の発言があった。また、これはクラプトンだったと思うが、その頃イギリスではソウルが流行っていてブルースが弱くなっていたので、ブルースに活力を与えるジミヘンが必要だったのだ、といった内容の発言もあった。ここで言われている「ソウル」とは、主にノーザンソウルのことだろうし、「ブルース」とはロックのことだろう。

 ジミヘン・ショックの後に、英国ではブルースロックが隆盛するし、それがハードロックへと繋がる。ソウルの方は、スライを経てファンクへと移行する一方、ニューソウルが擡頭する。ここらへんの相関関係が、グルグルと頭の中を巡った。

 帰りにヤマネくんと一緒に、トモコと私の3人で、京都駅前の焼肉屋さんに行く。私は話に夢中になっていて、タン塩を焼かずにそのまま食べてしまう。

 その後、眠がるヤマネくんを無理矢理連れて、ファミレスにコーヒーを飲みに行く。ヤマネくんは「ショウヘイも道連れじゃ!」と言って電話をするが繋がらず。仕方なしにひとりで我々の相手をする。最後に家までヤマネくんに送って貰い、なごやかに別れる。

小川顕太郎 Original:2001-Jan-27;