京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2001・2月10日(SAT.)

やっぱり!

 本日は注文をしないお客さんがひとり来ました。実は注文をしないお客さんというのは結構いるのですが、オパールではそういう人からは、ノードリンクチャージとして 500 円いただくことにしています。そう告げますと、大抵の方はなんらかの注文をしてくれるのですが、今日のお客さんは結局注文せず、チャージを払って帰っていきました。

 で、名前は伏せますが、常連さんで某有名カフェにて働いている人がいます。彼女に今日の話をすると、その某有名カフェでは、注文をしないお客さんなどザラだそうです。そして、そこではそんなお客さんからチャージ料金もとらないし、別に注意もしないそうです。そんなお客さんのほとんどが若者、それも女の子、女子高校生らしき子たちが多いらしい。

 まあ、若者というのは無知で失礼なものですから、仕方のない所もあるのですが、誰かがキチンとそのことを注意して、正してやらなくてはなりません。カフェに行って注文しないなどというのが如何に恥ずかしい行為であるか、を教えてあげなければ、彼・彼女らはどこにいっても恥をかきつづけるだけです。そういった義務感もあって、オパールでは決してそのような行為を許さないように頑張ってきたのですが、そんなオパールと較べものにならないほど大きな所がそのような行為を許容していては、ダメではないですか!

 今はカフェブームなので、様々な雑誌がカフェの特集をやっていますが、そういった基本的なマナー集みたいなものをつけてはどうでしょうか。カフェは文化だ! とか言うのなら、そういうことを疎かにしてはいけません。マナー、礼儀作法こそが文化です。どこそこのカフェはオシャレ、とか、どこそこの何々がおいしい、とかは単なる情報であって、文化ではありません。まあ、そういうことです。ふう。


 クラタニくん来店。酔っぱらっていて、すごく適当なことを喋り散らす。クラタニくんもすっかりサラリーマンが板についてきた感じだ。

 ミツギちゃん来店。みなみ会館で大島渚監督『愛の亡霊』を観てきたそうだが、なぜか怒っている。「ケンタロウさん! 恐かったじゃないですか!!」。実はこの映画、私が、素晴らしいから絶対観ろ! とミツギちゃんに勧めたのだが、そんなに恐かったっけ…。でも素晴らしかったでしょ?

「…うん、よかった。…でも恐かった」

 そうか。それは申し訳ありませんでした。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-12;