Diary 2001・12月29日(SAT.)
可能と
お好み焼きを
食う
可能涼介帰阪。一緒にお好み焼きを食べながら、様々なよしなし事を喋り合う。このあいだ野間文芸賞の授賞式で瀬戸内寂聴を見たが、いまだに自己顕示欲の固まりでトンデモなかったとか、大学の非常勤の講師代は年間 50 万円ほどだとか、高橋源一郎がまた結婚した(今度は 25 歳の家付き娘)とか…。
可能に大西巨人著『五里霧』(講談社)を貰う。これは! 私がずっと探していた奴ではないか、スガヒデミが 90 年代の日本文学ベスト 1 にあげた『底付き』収録…嬉しい。可能に礼を言う。可能はさらに『April Fool MUHAMMAD ALI』(音楽・山下洋輔トリオ)という CD もくれる。何故かジャケットには大写しの康芳夫の写真が。で、裏ジャケットにアリの写真と、その上に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩が書いてある…。なに? これ?
「いやー、康さんの事務所に遊びに行った時に貰ったんだよー。珍しさでは『五里霧』と張り合うかもよ。」
そうかもしれないが…。
トモコが新京極のサカエにまで買い物に行き、意気揚々とムービックスの前まで帰ってきた時、レジを通らずに買い物籠を下げたままな事に気が付いた。慌ててサカエまで戻ったらしいのだが、うーむ、サカエのガードって、甘すぎるぞ。
そういえば、とうとう「ネコぴょん」は来年の 1 月 6 日をもって閉まるそうです。しかし、次にいったい何の店がはいれるというのか…。
本日は年末とは思えない、静かな日でした。
小川顕太郎 Original:2001-Dec-31;