Diary 2000・3月9日(THU.)
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
朝日シネマに『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を観にいく。素晴らしかった。
これはヴェンダースの新作であり、ライ・クーダーがキューバの忘れられた老ミュージシャン達を探し出し、レコードの吹き込み・コンサートの開催などをオーガナイズするさまを撮ったドキュメンタリーだ。といってもライ・クーダーは前面には出ていず、あくまでもキューバの老ミュージシャン達が主役である。
まず、なんといってもキューバの町並みが美しい。世界遺産に指定されている旧ハバナ市街、アメリカとの国交が断絶しているが故ボロボロになっても乗り継がれているクラッシック・カー、そして人々。
映画は、そこに出ている人々の顔で大半が決まると私は思っているが、老ミュージシャン達の顔の良いこと! それだけでも必見の映画であると私は信じる。さらに付け加えるなら、かっこよい老人の出ている映画はそれだけで価値があると私は信じる。そういった意味で、強力にお薦めの映画である。
その後、22 時から「へのへのもへ」で、オパールの改装工事の打ち上げを行う。参加者はタケダくん、ヤマネくん、ババさん、キイチさん、コウタロウくん、ミツギちゃん、ベッチ、オイシン、カンベさん、ヒロキくん、トモコ、私の計 12 名。私はひたすら飲んでいたので、なにを喋ったかよく覚えていない。2 次会はヴィヨロンで。飲み足りない感じだったが、明日もあるので 1 時半にはおひらきにする。ミツギちゃんの車で家まで送って貰い、例のごとく服を着たまま床に転がって、寝る。
小川顕太郎 Original:2000-Mar-10;