Diary 2000・3月7日(TUE.)
ヒル・ストリート・ソウル
改装工事の間、現在空き部屋状態になっている 5 階を大家さんに借り、使っていたのだが、その 5 階の鍵を返しにいく。5 階は、前にはいっていた「アメリカ屋」という男性向けポルノショップが出ていったままで放ってあり、かなり汚い状態だったのだけれど、荷物を全部移しておけたので、とても助かった。だからお礼も兼ねて、ケーニヒス・クローネのお菓子を持っていく。なぜだか非常に喜ばれ、こちらが面映ゆい思いをする。
その後、店に向かう途中で「POCO A POCO」という中古レコード・CD 屋に寄る。ここはいささかレコードの値つけが高いように思う。だから CD を中心に見て、ヒル・ストリート・ソウルの『ソウル・オーガニック』を購入する。定価 2548 円が 1600 円。さっそくオパールでかけ、聞く。典型的な UK ソウルで、なかなか良い。店にも合っていると思われる。私は UK ソウルは総体的にノーザンっぽいと感じるし、ノーザンテイストのものはオパールに合うと思っているが、これは私が自分の好きなものを「ノーザンっぽい」と思っているだけの話かもしれない。しかし、UK でいうところの「ノーザンソウル」は、別にジャンル名ではなく、「ノーザン」で「オールナイター」な人々の好んだ音楽という意味だから、別にそれでも構わないだろう。
夕食は鰹のたたきに豆腐、烏賊と小松菜の炒め物。オパールのキッチンの奥で食す。
小川顕太郎 Original:2000-Mar-8;