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 Diary 2000・4月21日(FRI.)

くるり

 3 時過ぎに、早番であるヒロキくんから電話。床下に浸水して電気が死んでいるという。とりあえず、運良くそこにやってきたタケダくんとヤマネくんの力を借りて、復旧作業をしているが、開店は遅れそうとのこと。了解して、こちらも早めに行くと伝える。ここ数日の雨が激しかったので、そのせいだろうか。前にも一度雨漏りした事がある。なんにせよ、早めに出かける。

 店に着くと、ちょうど開けたところ。なんとかなりそうな気配ではある。ビルの管理会社、及びヤマネくん&タケダくんに、原因の調査と復旧を頼む。とにかくそのまま営業続行。

 オオヤさんが豆を納入に来る。オオヤさんは先日、タクタクで行われた「くるり」のライブの前座に出たそうだ。なんと 350 人も集まったそうである。しかし私は「くるり」を聞いたことがないので、どんなバンドでしたか、とオオヤさんに訊くと「人はいいんだけれどねえ、音楽はつまらん。退屈。」との事。人はいいけど音楽はつまらない。つまり今時のバンドという訳か。

 オオヤさんは、ステージに立っている時、やたらと熱狂するお客さん達に無性に腹がたって、わざとムチャクチャにギターをひいてみたり、中指を突き立てて罵倒したり、しまいには唾まで吐きかけたりしたのだけれど、よけいにお客さん達は盛り上がってしまったそうだ。「もう、30 歳過ぎたおっさんが何をやってもアカンわ」と、オオヤさんは苦笑いをしていた。

 トモコが風邪でダウンし先に帰ったため、オイシンベッチに残ってもらい、後かたづけを手伝ってもらう。その時に床下をみてみるが、とりあえずは大丈夫そうだった。アキラさんによると、明日は晴れるそうだ。

小川顕太郎 Original:2000-Apr-23;