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カンボジア、
今日のみどころ1

ショウヘイ
ワールドカップ」以来どうもご無沙汰しております。「遺跡好き」のショウヘイでございます。
ヤマネ
同じく「遺跡好き」のヤマネです。‥ちょっと待って。「遺跡好き」って格好悪くない? なんか「俺達バックパッカーだぜぃ」みたいな匂いがするぞ。いや結局バックパックで行ってんけど。
ショウヘイ
じゃ、「ファンタジー好き」はどう?
ヤマネ
うん、つまりアホのことですね。まあいいでしょう、要するにファンタジスタだ。
ショウヘイ
我々ファンタジスタはオパールの正月休みを利用してカンボジアに行って来ました。長く続いた内戦で疲弊しきったこの国に、何か少しでも援助できれば、という一心で乗り込んだわけです。
ヤマネ
ついでにアンコール遺跡も観ていこう、と。
ショウヘイ
そう。我々は 6 年前、ペルーのマチュピチュ遺跡を訪ね、激しく感動したのですが、アンコールとマチュピチュを両方観たことがある人達による、「どちらも甲乙つけがたい」、「アンコールはマチュピチュに勝るとも劣らない」などの意見を今まで何度となく耳にしてきました。
ヤマネ
マチュピチュよりボク好みの遺跡なんて世界にあるのか、と思ってたわけですが、世界各国多くの人がアンコールワットもナンバー 1 に推しているわけだから、兎に角見てみないことには、とずっと機会を探っていたわけですね。やっとその人達と同じように比較自慢出来る立場に立てるわけですね! やったー!
ショウヘイ
では早速 3 日間のカンボジア旅行を僕の日記を読みながら振り返って行きましょう。
ヤマネ
ホイ来た!

2003/01/06-09
カンボジア シェムリアップ旅行記

$1=\125=R4000
航空券(KIX-BKK, BKK-REP)往復 \88,000
空港税・航空保険料 \4,260
海外旅行保険 \1,500

05 Sun
20:50
オパールを出る
前日眠らずに働いたのでこの時すでに疲労困憊
河原町通りで武ちゃんに遭遇し「レンタルサイクルを利用すべし」というアドバイスをもらう
21:00
オイシンにフットサルの手配を電話で頼んで京阪三条へ
ヤマネと合流
正月ダイヤで 21 分発特急がなく 17 分発急行に乗る 400 円
22:05
京橋着
JR のプラットフォームで寒さに震える
22:25
京橋発関空快速 1,140 円
ヤマネから「キャプ翼」のストーリーを聞く
23:35
関空着
閑散としたターミナル
すぐチェックイン
インフォメーションのお姉さんにロッカーの場所を訊ねる
エアロプラザのロッカーに荷物を預ける
激寒
ローソンでおにぎりを買って食べる
出国審査を済ませロビーへ
変圧器 6,000 円とか 4,000 円が売っていた
噂通りメチャ重い
白人丸坊主のおっさんが子供とキャッチボールしてはしゃいでいる

06 Mon
01:30
関空発
白人丸坊主の近くの席
まだはしゃいでいる
ジャッキー・チェンの映画『タキシード』。ワイヤーアクションを用いていることにショック
タイのビールを飲んで漸く眠る
05:30
バンコク着
バスでターミナルまで移動
長い廊下を進み TransferDesk でチェックイン
航空保険料$ 3
バンコクエアーウェイズのラウンジでカプチーノを飲みながら休憩
ビザ・出入国書類の記入
08:00
バンコク発
とても甘そうなお菓子には手を付けず
08:50
シェムリアップ着
カンボジア国旗と共になぜかドイツ国旗がはためいているビザ手続きに並んでいると目つきの悪い係員が寄ってきて「金をくれたらすぐに発行してやる」と持ちかけてきたが断る
白人のツアー団体はデンマーク人だった(その時ぼくはデンマーク代表のシャツを着ていた)
09:30
やっと入国
ホテルのカードを持った奴らが手招きしているが無視してタクシーで街に出る$ 5
10:00
運転手に Home SWEET Home G. H. を紹介される
めんどくさいのでここに決める
以後同じ運転手の車をチャーターして移動
ヤマネ
航空券の手配はまかせっきりだったけど、どこで手に入れたの?
ショウヘイ
僕を誰だか忘れたのかい? 長年の経験と実績を持つ OK トラベルサービスの社長の息子だよ。もち、H. I. S. だよ。
ヤマネ
どないやねん。
ショウヘイ
OK トラベルは国内の取扱のみとなっております。
ヤマネ
この日の関西はこの冬一番の寒さとかで最悪。でもカンボジアは年中暑いので上着を持っていく必要がない。荷物になるからロッカーに預けたいのだけど、関空ターミナル内にはなくて空港の反対側にあるエアロプラザにしかないねんな! 上着を預けた後、極寒の中をシャツだけで走りました。
ショウヘイ
笑うしかありませんでしたね。笑いながら走りました。ロッカーは 4 日間まで使用できるので僕たちは助かりましたが、それ以上滞在する人はどうするんでしょうか? ところで映画『タキシード』はどうなんでしょう? 全部観ていないのですが。
ヤマネ
日本では未公開なので発言は控えておきましょう。とりあえずジャッキーは疲れている、と。
ショウヘイ
全部ばらしてるやん! シェムリアップ空港に着くと雲一つない快晴でしたね。我々の気持ちは疲労でどんよりでしたが。
シェムリアップ空港
ヤマネ
これでいて国際空港です。
ショウヘイ
さて宿はどうせ空港に客引きがいるから予約していかず、運にまかせるつもりでした。シェムリアップに着いた頃には意識が朦朧としていたので、宿を選ぶ気力なし。即、タクシー。予定では宿が 1 泊 5 ドル、交通手段はバイク 3 日間で 20 ドルだったのが、結局倍かかっちゃいました
ヤマネ
でも、あの砂埃と強い日差しの中をバイクで移動するのは考えられない。もし時間があってゆっくり遺跡などを廻れるのなら、相棒のタケダが言うように自転車を借りるのもいいかな。今回はそんなゆとりもなかったねんけど。
ショウヘイ
車に乗らなかったら、ドライバー(静雄)が鳴らしていたあの CD (カンボジアの歌謡曲 後に購入する)にも出会わなかったしね。宿は「Home SWEET Home Guest House」という微妙な名前でした。エアコン、バス、トイレ付で一泊二人で 20 ドル。
ヤマネ
1 月はカンボジア旅行のベストシーズンというだけあって夜は涼しいし、天井についているファンが強力なのでエアコンは要らなかった。エアコンなしで 12 ドルの部屋もあったのに…。早速援助活動です。イエーイ! お湯も出るよ! と言われてたけど、最初の 10 秒しかお湯はでないし…。水でも十分なんやけどね。『クレヨンシンちゃん』みたいな声の女将は妙にふてくされていて投げやりな対応でいい感じ。日本語も少しだけ知っている。「なに?」とか。それと玄関で靴を脱ぎ裸足で石の床を歩くのも気持ち良かったす。
ショウヘイ
セキュリティも万全! とか言っておきながら、フロントのカウンターに全員の部屋の鍵がずらっとおいてあって、勝手に置いて出て勝手にとって中に入る。受付には人もいない。どう考えても安全じゃないんですけど。そういうわけで、この後荷物を宿に置いてアンコール・ワットへ向かうのですが、続きは次回ということで。アスタ・マニャーナ!
ヤマネ
ちゃうやろ。えーと…そう言えば現地のクメール語って全然覚えずに英語だけで過ごしてしまった。「オークン(ありがとう)」は友達の名前だから、それだけ頭に残ってるけど。「また明日」って何て言うんやろ。…っていうか、覚える必要なし!

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