LOHAS
2005年10月02日
ロハス
最近、雑誌や街などで急激に目につくやうになつてきた言葉に「ロハス」といふのがある。「ロハスな生活」などといふ使はれ方をしてゐるもので、如何にも「セレブ」に続いて流行語にしやうといふ意図が見え透いてゐてイヤーな気持ちがしてゐるのだけれど、この言葉はどういふ意味かといふと、98年にアメリカの社会学者ポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが提唱した概念で、“Lifestyles Of HealthAnd Sustainability”(健康と環境の持続を志向する生活)の頭文字をとつたもの。雑誌「エル」流に言へば、“心と体、地球にやさしいライフスタイル”といふ事らしい。要するに、オーガニックフードを食べ、ヨガなどで身体を鍛へ、アロマテラピーをしたり、様々なものをリサイクルしたり…といふ「明るくポジティブで洗練された都会人のためのエコ・コンシャスな生き方」を表す言葉なのだ。