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Text by 小川顕太郎
2006年06月03日(Sat)

ダ・ヴィンチ・コード
映画

 ババさん来店。さういへばババさんは映画『ダ・ヴィンチ・コード』は観たんですか?

「観ましたよ。恐ろしく退屈な映画でしたが…。小説の方がズッと面白いです。が、実は一番面白いのは、副島隆彦の『ダ・ヴィンチ・コード』論ですよ!」

 ガーン! それは面白さうだ。で、どんなんですか?

「それは勿論、あの映画はデビット・ロックフェラーが子飼ひのロン・ハワードとトム・ハンクスに撮らせたバチカン叩きの映画だ! といふ事です!」

 や、やはり! ロックフェラーですか。

「ロックフェラーたち金融ユダヤ人たちは、バチカンに対する恨みが骨髄に徹してゐるやうなんですねー。その歴史はテンプル騎士団の頃まで遡るんですが」

 確かにこの映画、最初から謀略の匂ひがプンプンとしてゐましたよね。最初、どこぞの映画際で初公開された際に、評論家たちから『失笑が漏れた』とか散々の悪評、といふニュースが流れたんですが、その次の日から『でも観客たちは絶賛の嵐!』『感動の声続々!』といふニュースが洪水のやうに流されましたからね。ロックフェラーから圧力がかかつたんでせうねー。でも、ロン・ハワードとトム・ハンクスッて、ロックフェラーの子飼ひだつたんですか?

「うむ、確かにそれを聞いてボクも納得する所があつたんですよ。だつて、さうでもないとなんでトム・ハンクスなんて人気があるのか分からないでせう! それに、奴らはアポロの映画とか撮つてゐますからね。やはり人類は月に着陸してゐないのか! とか、思つてしまひましたよ。」

 うーん、ロックフェラー恐るべし。ハリウッドはやはり、金融ユダヤ人に支配されてゐるんですねー。

「この映画では、秘密結社の儀式が描かれてゐるんですが、それがキューブリックの遺作『アイズ・ワイド・シャット』の儀式に似てゐるんですよ。キューブリックと言へば、アポロの月面着陸のやらせビデオを撮らされた、といふ噂があるぢやないですか。と、いふ事はキューブリックはあの遺作で何かを訴へたかつたのかもしれませんよ。…と、まァ、映画を楽しむ幅が増えます。『ダ・ヴィンチ・コード』でさへ、楽しめる。」

 さすが副島隆彦。オリジナル、ですね。

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