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Text by 小川顕太郎
2006年04月03日(Mon)

コーヒーの淹れ方
etc

 先日オイシンは、会社の慰安会でコーヒーを60人分、キチンとおとして淹れたのださうだ。それは大したもんだ、時間かかつただらう。

「もう最初から最後まで、それだけですよ、ボクは!」

 ま、それでもいいではないか。オパールで修行した事が少しはきいてゐるぢやないか。みんな感心したんぢやないか?

「ええ、基本的にはみんな喜んでくれました」

 …とはいへ、オイシンによると、社員さんの中には元飲食業といふ人たちもをり、それらの人からは「淹れ方が悪い!」とか文句を言はれたのださうだ。それらの人が言ふには、お湯をもつと大きく回して、コーヒー豆全体にお湯を注ぐやうに淹れろ、との事らしい。が、これはオパールのやり方とは違ふ。オパールでは、そこそこの大きさにお湯を回して、ドリッパーの付近のコーヒー豆にはお湯をかけない。そこから薄いコーヒーが抽出されてしまふからだ。…しかし、ま、色々流派があるからね、コーヒーの淹れ方には。みんな、自分の信じるやり方でやるしかない。

 ところで最近読んだ本の中に、お湯をコーヒー豆に注ぐ時はなるべく高い所から、と書いてあるものがあつたけれど、これにはビックリ。高いところから注ぐと、お湯に空気が混じるし、コーヒー豆も崩れるし、よい事なし、だと思ふのだが。一体どういふ理論なのだらうか。新しい流派なのかな? 後学のため、是非知りたいものである。

Comments

投稿者 Anonymous : 2006年04月12日 00:16

コーヒー注ぐとき、お湯高くするのは、お湯の温度下げるためだと思います。

投稿者 Anonymous : 2006年04月12日 06:29

普通は温度下げてから入れるんじゃないですかねえ

投稿者 店主 : 2006年04月12日 16:05

さうですね。普通は、何度かお湯を移し替へて、温度を下げてから注ぎます。となれば、他に理由が?・・・うーん、分からん。

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