京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

Home > Diary >

Blog Navi

Text by 小川顕太郎
2005年10月16日(Sun)

The EAST SIDAZ
映画

 雑誌「en-taxi」11号を購入。実を言ふと、「en-taxi」はもういいかな、と思ひ、先号から買ふのをやめてゐたのだけれど、今号は付録でなんと! 笠原和夫の未映画化シナリオ『実録・共産党』がついてゐたので、思はず購入してしまつたのだ。ババさんに見せると、「お! これは! 是非買はねば!」と言ふ。是非、購入して下さい。

 DVDで『The EAST SIDAZ』を観る。

 これはスヌープ主演の、といふか、イーストサイダーズ(スヌープ、トレイ・ディー、ゴールディー・ロック)出演の……ドラマ、かなァ。何だらう、これ。Vシネマかな? テレビドラマかな? 映画とはとても言へない、チープな映像と筋立ての映像作品だ。このやうな、ヒップホップアーティスト主演のチープな映像作品は、実は結構観てゐるのだけれど、いつも、何だろコレ? と思つて観てゐる。こんなもの作つて、キャリアにプラスになるのか? 小銭を稼いでゐるのか? それともこんなのが好きなのか? ストーリーは、街を牛耳つてゐるスヌープを、仲間のトレイ・ディーが裏切って警察に売る。が、スヌープは見事に刑務所を脱獄して、復讐を果たす、といつたもので、ま、大したものではない。が、先頃トレイ・ディーがスヌープに反旗を翻し、イーストサイダーズが分裂してしまつた事を思ふと、一寸面白い。劇中、トレイ・ディーがスヌープに「ずつとお前の事が憎かつたんだ!」と言ふのも、暗示的で興味深いし。

 ちなみに、トレイ・ディーは現在、刑務所に収監中です。

Amazon.co.jpで関連商品を探す

Comments

投稿者 baba : 2005年10月20日 13:12

>笠原和夫の未映画化シナリオ『実録・共産党』

今日から読み始めました。…こ、これは! メチャクチャ面白い! 日本共産党を『仁義なき戦い』風に描くと…という感じ。
未映画化がかえすがえすも残念です。

コメントしてください




保存しますか?

※迷惑コメント防止のため、日本語全角の句読点(、。)を加えてください。お手数をおかけします。

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cafeopal.com/mt/mt-tb.cgi/361

Trackbacks(このページを参照しているページ)