俳チェン・3
[俳句]
俳句チェンバーズの3回目。今回はロマン座に皆が集合して、車座になつて寿司を食べ酒を飲み、俳句について談ずる、といふスタイルをとつた。また、みんなの作つてきた俳句を無署名で集め、ひとりがそれらをまとめて紙に書き出し、貼り出されたその紙をみながら、それぞれに点数をつけていく、といふ、よく俳句同好会などでありがちなやり方をやつてみたのだが、これがなかなか面白い。
やはり下手に独創的な方法をとるよりも、既製のやり方の方がよく練られてゐていいな、といふ結論になつた。が、我々が独自に(?)最初からやつてゐる方法の中にもいいものはあつて、それは過去の名句の中から自分のよいと思ふものを選んできて、それをみなの前で披露、解説・鑑賞を加へる、といふものだ。このやり方は、我々のやうな素人集団には、結果として多くの名句と取り組むことになるので最適と思ふのだが、今回はこの選句を疎かにしてきたメンバーが結構ゐた。ううーん、いかんなァ。多くの名句と真剣に向き合ふことなしに、いい句が詠めると思つたら大間違ひだ。実際、今回の句会で最高点をとつたのは、多分一番真剣に選句をしてきたと思はれるハッサクさんであつた。私もハッサクさんの句が一番良いと思つた。あと、私が良いと思つたのは、みんなからの点数はそれほど集まらなかつたけれど、ワダくんの句。ワダくんは今回欠席で、自作の句だけ送つてきたので、選句はなかつたけれど、結構ちやんと選句をしてゐるんぢやないかなァ。他の作品は、私のも含めてみなボチボチ、と感じた。ま、これはあくまで私個人の感想で、みんなの総合採点はまた違ひましたが。
俳チェンの後、Soul(s)にダーツを投げに行きました。
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