Diary 1999・10月8日(FRI.)
なにもない日
本日はトモコの誕生日である。しかしだからといって別に何もない日である。オパールは昨日の喧騒が嘘のように静まりかえっている。要するに暇。ロジャー・イーノなんかかけたりして雰囲気を盛り下げる。ヤマシタさんが誕生日祝いに「笑(エミ)」というお酒を持ってきてくれたので、皆で酒盛りをする。コックニーレベルの「セバスチャン」なんかをかけたりして、さらに雰囲気を盛り下げる。
そこに京都一アンニュイな写真家であるイチカワさんが来たものだから、空気にアンニュイ度が加わる。イチカワさん、書き込みの方まだですか。「日本語って難しいね…」えっ、いや、そのもし日本語が難しければ私が代筆しますから、何か言って下さい。「そう、じゃあ愛の告白とかでもいい?」ええっ、べ、べつに構わないですけど。「…今世紀中にはします…」
という訳で、空気は混乱度を深めた。
大阪の I to I に、DJ ボーンが来ているのでタイラが車を出してネコ、マツモトさん、クロノくん、ココロちゃんの 4 人を連れていく事となる。しかし確かタイヤがパンクしていたんじゃなかったっけ。「大丈夫ですよ。エアポンプ借りましたから」どれどれ、なんやこれ自転車用やん。「大丈夫ですよ。人数多いですから」そういう問題では…。未来ある若者達が地獄へドライブしていくのを呆然と見送るしかない、無力な私であった。当然の事ながらレコードを AC/DC に変える。
夜は、アサミさんが来てくれたものの、基本的にはババさん、ベッチだけといういつものオパール。こうやって何もない日は過ぎていくのであった。
小川顕太郎 Original:2000-Oct-9;