京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 1999・8月31日(TUE.)

台拭き

 8 月最後の日にふさわしく、オパールはめっちゃヒマ。ここ数日うだるような暑さがもり返してきて正に残暑! なのだが、そんな事とも関係なくお客さんが来ない。お客さんは来ないが、こんな人はやってきた。「あのお、シセツの子供たちが一所懸命袋につめた台拭きなんですけどお、援助にもなるので、買っていただけないでしょうかあ」。わっちゃあ、久しぶりにみたよこういう人。「無垢」とか「健気」を金出して買えってか。

 もうこういうの大っ嫌いなんだよね。昔、家に拙いハンカチを売りにきた時は、さんざん罵って追い返したものだが、今は店だしなあ。パブリックイメージってものもあるし…と打算に満ちた汚い大人の心で考えつつ値段を訊ねてみると、「はい、三枚はいって 2000 円になります」なにいい! こんな 100 円ショップで売ってるものが 2000 円だとお! ふざけんな!! と純粋な怒りに満ちた子供の心で石もて追う。

 キタアキくんから電話がある。昨日我々がお店に彼を訪ねた時にたまたま休みで居なかったことを詫びる電話だ。そんな事をいちいち丁寧に電話してきてくれなくてもいいのに。ほんとキタアキくんは礼儀正しくて且つ男気があって好感がもてる。ヒロキくんも電話の応対が丁寧だと感心していた。

『ミーツ』の 10 月号が届いていた。カフェの大特集号だ。う〜ん、レビューやらなければ駄目ですかあ〜。なんか情報誌のレビューってやる気がしない。まず自分では買わないものだし、という事は愛がないってことでしょ。レビュー=批評というのは愛の産物ですから。でもシワクさんにレビューすると約束したしなあ。ま、シワクさんへの「愛」で、とりあえずやりますか。レビュー

 あんまり暇なので久しぶりに店でインターネットをやる。やはりテレタビーズですか。トミーがやってる日本語のページ。そこには本物とは全然似てなく全くかわいくないトミー製のテレタビーズの人形が売っている。ほんものそっくり、とか、BBCにチェックしてもらった、などおよそ信じられない言葉が並んでいる。ええ加減にせえよ。

小川顕太郎 Original:2000-Aug-2;